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訳け遭って純正×⇒社外ブランド品タイミングベルトキットを使用しています。

2023年08月29日

ビートのエンジンに使用する部品の一つである「タイミングベルトキット」についてのお話です。

 

上記のショッキングな画像は「純正品タイミングベルトキット」が損傷した画像となります。

昨年暮れにタイミングベルト関連の整備を承った際に交換し、施工後約300キロメートル走行後に上記のような「コマ落ち」の不具合を生じました。

 

具体的な症状としては、「タイミングベルトが切れた際と同様の症状」となり、エンジン不動に陥ります。発症すると回復する為には当然!エンジンオーバーホールを余儀なくされます。

このようなトラブルが続いたので、対策を施す為にも原因追究が必要です。

なぜ、このようなタイミングベルトのコマ落ちの様な不可解なトラブルが発生するのでしょうか?

数本の純正品と社外ブランド品のタイミングベルトキットとを比較して見ると、矢張り物に依って製品の品質にむらがあることは否めず・・・。

聞くところによると他のホンダ車でも同じような事が起こっているとの話もチラホラと耳に入って来ています。情報を集約すると、どうやら「純正品タイミングベルトキット」の「品質・精度にムラがあるようだ」という事に行きつきました。

そのため、当店では上記問題に解決が見られたと判断がつくまで間、ビートのみならず、当店で取り扱っている他のホンダ車のタイミングベルト関連整備も含めて「社外ブランド品タイミングベルトキット」を使用する事としました。

 

上記はリフレッシュを目的にオーバーホールを行い、製作コラボ先から戻ってきたエンジン本体と搭載予定の赤ビートの画像となります。

 

上記でご案内の通り、エンジン本体のリビルド化の際にも、製作コラボ先にお願いして、「社外ブランド品タイミングベルトキット」を使って組立てをお願いしている次第です。

今回は、上記トラブルの対策を皆様にご説明する為に「タイミングベルトカバーASSY」はあえて取付けずに送り返してもらいました。

 

使用している社外ブランド品のタイミングベルトキットとなります。

 

今回のタイミングベルトで起きた事例として、「ホンダ純正部品は品質悪い」という事をお伝えしたい訳では無く、景気や国際情勢などで材料調達先が変更となった場合などにこのような事が発生する可能性もあることをお伝えしたいのです。

ただ、ビートの頼みの綱である純正部品に今回のような不具合の出やすい傾向があると、困ってしまうのが本音です。

 

イソマサオートでは、同じ車種を長年続けているので、こうした傾向もつかめやすいですが・・・対策を施すのにも、十分な品質の部品も選定が必要になるので、なかなか大変です。

大変が得意(大好き)のイソマサオートですので、ビートのためなら頑張って行く所存です。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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