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車検整備の際にクラッチ制御系とブレーキ制御系部品の交換を行いました。

2023年12月13日

旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。

 

クラッチ制御系とブレーキ制御系の部品交換整備のご紹介となります。

下記の部品はクラッチの制御を行っている「クラッチマスターシリンダーASSY」とトランスミッション側に装着されている「スレーブシリンダーASSY」部品となりますが、車検整備の際に同時交換としました。

 

今回は小生の愛車での作業となりましたが、当店の管理ユーザー様の場合は、「オイル交換」の際や、「法定1年点検」の際に「確り」と拝見させて頂いております。<(_ _)>

但し、拝見した際には漏れていなくても、走行中に漏れが生じることも予想されますので、単純に目視点検だけで無く、「管理ユーザー別のカルテ」に沿って交換時期を決めています。

従って当店のお客様のビートの場合は殆んと言ってよい程、走行中にクラッチ液漏れを起こすようなトラブルは発生しません。

その理由は、前出の通りトラブル回避の為の先回り予防交換整備を常日頃から行っているからです。

 

ボンネット内に装着されている「クラッチマスターシリンダーASSY」は新品でも11200円(税別)と比較的安価な部品であり。

 

更にトランスミッション側に装着されている「スレーブシリンダーASSY」についても6700円(税別)で手に入いる部品です。

定期的に確実な整備を行い「安心と安全」を獲得することが旧車を乗る際の賢い選択肢だと小生は思っています。

しかし旧車が最も大切なのは単に「車検」だけで無く、今後は「法定1年点検」なども「確実に実施する必要性」があると思います。

 

因みに「スレーブシリンダーASSY」についてはエンジンルーム内のディストリビューターASSYのすぐ隣に装着されています。丸い囲みの部位にエア抜きを行う部位です。

 

部品交換装着後はクラッチ液のエア抜き作業を行います。

その際に使用する「クラッチ液」は「ブレーキ液」と同様の物を使って作業しますが、当店では以前よりDOT4を使用。

 

今回の整備では、クラッチ系と併せて再販部品である「ブレーキマスターシリンダーASSY」も交換としました。

また、「ブレーキキャリパーASSY」や「ディスクローター」、「ブレーキホース」、ディスクパッド類については前回の1年点検の際に交換済みの為今回は割愛としました。

 

そして「ブレーキ液」&「クラッチ液」については、現在は市販でも上級グレードの「ゴールデンクルザーブレーキフルードDOT4」を2020年初旬から採用しています。(^_^)v

 

「転ばぬ先の杖」ということわざにもある様に、旧車は確りと消耗部品の交換を施してから、安全に楽しく乗りましょう。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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