旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。
当店がビートレストア専門店を営む理由。先ずは自身がビートを末永く楽しむため、その為には「確りと治す側の人間がいないと淘汰される」からです。なので「常にぶれない思い」をお伝えしたく、日々ブログを更新しています。
福岡県在住のN/Y様に成約頂いた平成4年式限定500台VER-C走行7.6万キロの納車整備の様子となります。
この車体は3月末にご成約頂いた後、2柱リフトを占有すること約4週間、足回り、ステアリング系、ブレーキ系のリフレッシュを終えた後、今回のご紹介ではエアコン関連及び水廻りリフレッシュへと作業が進んで参りました。
上記はエアコン関連のリフレッシュを行う際に使用する部品の一部となります。
室内の助手席側足元の上部のヒーターブロワーに装着されているクーラーユニットの一部である「エバポレーターCOMP」と「エキスパンションバルブASSY」と画像ではご覧になれませんが「エアーコンデショナーサーモスタッド」なども洩れなく交換とします。
使えそうだからと交換を怠ると、後々トラブルを誘発の根源となり得ますので気を付けたいところです。
ウォーターパイプCOMPなども新品をそのまま交換するのでは無く取り付け前に塩害防止塗料を塗布します。その際にパイプの溶接部分にについては特に念入りに塗装を施します。
それらの普段は視えない部分に於いても錆防止対策を講じた後に「フロントフロアーカバー」を装着します。
既存装着されているエンジン本体とトランスミッションを取り外した後、一旦作業はストップとなります。
その間に「スピードメーター」等の電装品などのリフレッシュを行いながら、メーカー欠品中の一部純正部品の入荷を待ちます。
そして部品が揃った時点で、取り外した既存エンジン本体は上記の新品部品と共にエンジン製作コラボ先へと送られ、オーバーホールリフレッシュを行います。
※この処交換必須部品の入荷が著しく遅延中の為。作業が思うように進まず、お客様にご迷惑ばかりをお掛けしている事に心が痛みます。m(__)m
ご覧いただきありがとうございます。
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