旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。
専門店の役目とは、各部をどのタイミングで整備するのが愛車にとって有意義なのかを都度的確にご提案させて頂くことです。
昨年末にご成約頂いたH家様にとって何と6台目となる赤ビートの納車整備の様子のご紹介となります。
アレ?一体何が始まるの・・・。
だって!昨年末のご成約頂いた後から各部のリフレッシュ整備を終えた筈。そしてロードテストの後に塗面の状態が落ち着いた外装に、ボディー全体に屈強な塗膜を誇る「ガラスコーティング」を施工してご納車となる予定では?
ハイ!その予定でおりました・・・しかし、新車から35年が経過した旧車はそんなに簡単には納車のゴーサインを与えてくれません。(;^ω^)
で、上記部品はクラッチ関連のオーバーホールの際に交換する部品となります。
昼夜を走行を含めたロードテストを熟すこと1セット50km✖3=約150km。
走り始めて直ぐに純正回転計が不動になり、代替えでPivot様製回転計を取り付けました。
また暫く走行しているとクラッチペダルを踏み込んだ際に時折違和感を感じます。
その対策として制御系を司る「クラッチマスターASSY」と「スレーブシリンダーASSY」を交換し、クラッチフルードも新しく入れ替えて走行を試みましたが残念ながら症状は改善をみられませんでした。
最終判断として「クラッチレリーズフォーク」関連部品の劣化が原因と断定。
前出各部品を総べて交換としました。※因みに試走中に於いて加速に良く確認される「ジャラジャラ音」等は皆無でした。
上記作業の際には、今後トラブル発症が予想される「スターターモーターASSY」についても先回り予防整備の一環として交換としました。
大変長らくご納車をお待たせして仕舞い申し訳御座いません。<(_ _)>
本日、ボディーへの「ガラスコーティング」作業を実施の後、Y/H様へご納車のご連絡を差し上ます。( ^)o(^ )
ご覧いただき、ありがとうございます。
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