旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。
当店の管理ユーザー様がご所有のビートのエアコンの整備を行う際には、殆どの場合現況普通に使用できる状態であるにも関わらず作業を実施しています。
では、何故?このタイミングでエアコン整備をを行うのでしょうか?
その理由は、純正部品の製廃に依る枯渇が加速化している昨今。
部品が揃う内に確保するか、思い切って総交換を実施することが肝要との思いからです。
勿論!状態の良いうちに手当てを行なえば、今後も末永くベストコンデションが約束されることは言うまでも有りません。
経験上、既に故障した状況から整備を実施した際、一度で改善が図れない場合も時折あるからです。
※上記は参考画像となります。
とはいっても当店の場合。エアコン整備の際には純正で入手可能な部品はほぼ総べて交換とし、製廃となったサクションホース等のホース類(イソマサ対策部品)については現車の状態に応じて「交換か否かの判断」をしながら作業させて頂いています。
※上記は参考画像となります。
室内に装着されている各部品となりますが、残念ながら「エアーコンデショナーサーモスタット」については本年6月に製廃となってしまいました。
その他各部品においても何時までの残っている訳では御座いませんので、兎に角!今が交換時である事に違いありません。
「コンデンサーCOMP」と併せて「クーリングファンモーターCOMP」(イソマサ対策部品)を交換する事に依り、熱交換率が高まる事で冷えは格段に向上します。
上記は室内に取り付けられる「エバポレーターCOMP」と「エキスパンションバルブASSY」他となります。
「コンプレッサーCOMP」についてはリビルド化の際にR12フロン仕様を⇒R134フロン仕様にレトロフィット化お願いしています。
しかし、ここ迄部品を交換したからと言って残念ながら即!冷え冷えとはなりません。専門店である当店の場合ブログではお知らせ出来ない独自のノウハウがあります・・・
◎デモカーを用意しておりますので、是非一度冷え具合を体感してみてください。
毎度、毎度、申し上げますがお金を出しても部品が揃わなくなったら万事休す!となってしまうのです・・・
ご覧いただき、ありがとうございます。
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