旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。
前回のご紹介では車体へエンジン及びトランスミッションの搭載がが叶ったところまでのご案内でした。
実は過去に「フューエルタンクCOMP」と「フューエルポンプセット」は交換済みとのことで、見積もりの際には作業を割愛する予定でした。
しかしながらご依頼頂いた燃料ホース類の交換の際に、念の為にとフューエルタンクCOMP内を覗いてみると・・・タンク内には結構な錆が発症しておりました。
「フューエルタンクCOMP」と共に「フューエルポンプセット」も再び交換を要す時期となっておりました。
即座にお客様と連絡を取り、ホース以外の燃料系部品のリフレッシュのご承諾を頂き。早々「フューエルタンクCOMP」と共に「フューエルポンプセット」、「フュエルメーターユニット」等の交換を実施しました。
新品の「フューエルタンクCOMP」については問題が無いようですが、「フューエルポンプCOMP」については以前と比べてメッキが薄くなってしまったのか?
新品で装着しても短期間に錆を発症して仕舞い、タンク等に錆を誘発してしまい、最悪の場合にはエンジン始動不良となる事も・・・
その対策として、当店では「防錆処理剤」を塗布した後に装着しています。
スロットルボディー下部の各ウオーターホースもこのタイミングで交換。
各部の配線結線、ホース類、給油、注油等を行った後、程なくしてエンジン始動となりましたが予期せぬ問題を発生!
旧車の整備はなかなか一筋縄では行かぬものなのです。
更に作業は続きます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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