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訳あってお先に若人の夢を叶えさせて頂きます。納車を心待ちの皆様へは大変申し訳御座いません。<(_ _)>

2023年09月15日

大方の車両が登録から30有余年が経過した個体です。旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。

 

東京都在住のY/T様にご成約頂いた黄ビートの納車整備のご紹介となります。
で、皆様是非!ここに至るまでのY/T様の経緯を聞いてください!

実はY/T様は20代半ばの方ですが車好きお父様のの影響もあってか、車の世界遺産を目指すビートに一目ぼれされたようで、本年7月に某所でご契約され納車を心待ちにしておられました。
購入先から提携先の工場に依頼し、納車の為の整備をしていたようですが待てど暮らせど納車の連絡は来ず・・・。当然Y/T様の心内は「ヤキモキ」だったと思います。

しかし、提携工場では瑕疵部分の改善が望めず、最終的には当店に整備依頼頂いた次第です。
点検の結果は瑕疵部分の改善には高額の修理費用を要することが判明しました。

そして先方とお客様がご相談の結果。契約を破棄となったそうです。その後、Y/T様からご来店の諭旨のご連絡を頂戴し、この度当店にご来店され、下記黄ビートを購入頂きました。<(_ _)>

 

その様な訳で、「おあずけ」強いられた若人に対して、当店が強力にバックアップをさせて頂く事となりました。

要するに出来るだけ早くビートをお手元にご納車させて頂きたいと思います。

従いまして、納車をお待たせ致している皆様には更にご迷惑をお掛けすると思いますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

上記は、時々当店からお願いし、ヘルプで整備をお手伝い頂いているお仲間のY/S氏が、約2年半程前にエンジン本体のオーバーホール済ませた個体となります。

しかし、前回のブログ記事でもご紹介した通り、他所で部分的に部品交換を行っていた個体でしたので、当店が再点検を行い今後とも末永くお乗りになって行けるように追加で「各部肝」となる部位のリフレッシュを兼ねた納車整備を行います。

 

ラジエーター本体は既に交換対策済みで有り、リフトアップしての下部からの点検では問題無し、しかし「スペアータイヤフロアーパン」を取り外してラジエター表面を確認すると、う~ん。現在は大丈夫であっても、近い将来に水漏れを発症の兆候が見受けられたため。

 

「ラジエターCOMP」については国産品高純度の銅材を使用して製作した「2層式ラジエター」を装着交換としました。

オーバーホールが叶ったパワフルな「エンジン本体を守る為」には、冷却系パーツを確りと交換が必須となります。

 

水まわりの整備に関しては、各ホース類等に製廃となった物も多く、「イソマサ対策部品」を用いて対応とします。

 

先回り予防整備を行う際に最も大事なこととは、既に廃盤となった部品などの場合無いから交換を出来ないでは無く。当店の様に対策部品を用いてリフレッシュを行うのが寛容。

交換を怠った劣化部分からのトラブルがお往々にして起こります。※ここで言う「ヒーター系ウォータホース」などです。

 

「ウオーターパイプCOMP」の場合は上記画像右側の「一番細いパイプ」からの水漏れ発症が多く伺われます。

 

最後に一言。

ビートレストア専門店の「こだわり」の整備は更に続きます。この度御縁を頂いたY/T様と末永いお付き合いを頂けるために・・・。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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