元ビート乗りのK/Y氏の愛車「エス」※S660のブレーキのモディファイを行いました。(以下エス)
ここで補足させていただきますが、氏がビートから「エス」へと転身した理由を簡単にご紹介します。
実はK/Y氏は昔から「無類のビート狂」でして、あまたのビート関連の集いに参加の際には車体に「風林火山」の旗を掲げ、場を盛り上げる程フレンドリーであり、イベントでの有名な存在でもありました。
しかし、ある朝。自身の不注意が原因で通勤途中で愛車ビートが修復不可能となる程の追突事故を起こしてしまいました。幸い身体にはダメージ無く済みました。
これも正にビートが守ってくれたのだとも・・・
愛車ビートについてはエンジン本体を初め、各部に入念に手を入れて乗ってお出ででしたので、当店では箱替え(既にメンテが進んでいる部位を違う車体へスワップする例え)を提案し、本人もそのつもりでした。
しかし、家族内で相談の結果。奥様曰く、もう古いクルマは辞めて!お金の掛からない新しいクルマにしてと・・・ で、止む無く・・・車種替えとなりました。そうなると当然迷うことなく、ビートと同様にエンジンが「ミッドシップレイアウト」された「エス」※S660への乗り換えとなった訳です。因みにこの個体については当店でご購入いただきました。m(__)m
まさに、三苫の1ミリならぬK/Yの1ミリですね! (@_@;)
「エス」を手に入れたK/Y氏。ビートに乘っていた時と同様に、時折、サーキット走行を楽しんでおりますが。
ご覧の様にノーマルのディスクパッドでは「炭化」してしまいます。当然これでは正常な制動力は得られるはずも無く・・・
そして今回車検でご入庫頂いた際にブレーキの利きがイマイチ不満との要望をお聞きしました。
そこで当店がお勧めしたのが、同車種の最終モデルである「モデューロXバージョンZ」に装着されている「ブレーキディスクローター」と「ディスクパッド」への変更装着のご提案です。
無下に社外品を提唱するよりも、その車種の場合は「純正」で手に入る高性能スペックをお勧めするのがプロショップの選択。※取扱う店側に、それなりのスキルが無ければ、ドライビングシーンに対して適切な判断をすることは到底無理な訳ですが・・・
◎ブレーキだけが勝ってしまっても只々乗りずらくなるだけ・・・車体とのバランスが大切です。
それと、現走行距離31800kmですが、時折サーキット走行もされるので、フロント側のキャリパーのオーバーホールを「先回り予防整備」一環として今回実施しました。
その後フロント側ブレーキディスクを交換装着としました。
それと同時にリヤ側の「ブレーキディスク」も交換としました。
装着後には初期の慣らしも兼ねてのロードテストを行いました。ブレーキペダルタッチも依然と比べ更にフレキシブルに足裏に伝わり、コントロールしている感が増しました。(^^)/
今回の作業を施工したことにより、ユーザー様が不満だったサーキット走行の際のブレーキの利き具合については解消されると思います。
※スマートフォンのお客様は上記太文字をクリックしてご覧ください。
また今回はこのところ追加採用が叶った、上記「MOTUL 8100 POWER」の交換のご依頼も賜りました。
オーナーであるK/Y様は感性が優れておられるので、モディファイが叶った「ブレーキの効き具合」と「MOTULオイル」の感想をお聞きするのがとても楽しみです。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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