旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。
千葉県在住のS/A様のAZ-1です。S/A様は当店と長くお付き合いを頂いているビートとAZ-1の2台持ちのお得意様で、この度は車検でお預かりしました。
所有されているビートと同様に旧車の健康状態を維持する為には、現況入手が叶う部品は漏れなく交換を行い、更には消耗部品をある程度保有されていることが肝要であることの見本のような実例をご紹介させて頂きます。
実は入庫して来た際には左・右のドアダンパーが上まで上がらず、中途半端な位置で停止状態で乗降にも一苦労な状況でした。原因はドアダンパーが経年でガス抜けしたからです。補修も効かず、既に社外品までもが通常では手に入らないような状況。
で、今回はご覧の様に回帰しました。
お客様は笑いながら数年前に予備でもう1セット持っていた方が良いと小生が強くお勧めしたと・・・(#^^#)
今となっては、today、カプチーノと共に当店が新規整備入庫をお断りしているAz-1とキャラ。
この個体に関しては未だ純正部品がある程度揃った時期にエンジンを車体から降ろし、エンジンに付随各部品を交換するると共に、タイミングベルト関連及び水回り一式を交換済みですので、今回の車検に於いても問題無くクリアー出来る状態です。
更にブレーキマスターシリンダーのピストンシールキットや前・後のブレーキキャリパーASSYのオーバーホールの際に使用するシールキットも交換が済んでいます。交換時期となったため
ブレーキホースセットについて社外部品を使って交換としました。
続いてはサスペンション関連のリフレッシュを行いました。前・後の「ダンパーユニット」と「スプリング」は社外品ですが、「マウントラバーCOMP」などの構成部品は幸い純正部品で組み上げることが出来ました。
また現車の走行距離は4万キロ台ですが、立派な旧車ですので交換が叶う部品は今のうちに先回り予防整備を行う事が肝要。この度はリヤ側の「フロントロアアームCOMP」やリヤコントロールロッド関連パーツを交換しました。
上記車両についてはご紹介の通り以前からの管理車両となりますので整備を施工させて頂いておりますが・・・
新規でのご入庫に付きまして部品の供給が儘ならない為お断りしております。<(_ _)> 何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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