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ミッションオーバーホールの際、各パーツをWPC処理を施工しました。

2019年01月16日

茨城県在住のT/W様よりお預かりの黄ビートに組み込むミッションパーツです。

 

この度ご依頼のミッションオーバーホールに作業ついては、新車から28年が過ぎている為。

 

今後もビートをベストの状態にて楽しく乗り続けることを目的としの作業実施となります。

 

また併せてエンジン本体OHも実施し、その際エンジン内部の一部使用パーツにもWPC(二流化モリブデンショット),DLC(ダイヤモンドライクカーボン)処理を施し本体組み上げとなります。

 

話を戻しますがミッションOHの際に、シフト操作性とパーツ自身の強度を高めることを主な目的にとのことで、各パーツにWPC処理(二硫化モリブデンショット)のご依頼も賜りました。

 

 

上記はWPC処理作業依頼先であるfriXionから、加工処理終えた各パーツがも戻って参りました。

 

開封にて各ギヤ、シンクロナイザースリーブ、メインシャフト、カウンターシャフト等、現品の仕上がり状況を確認します。

 

 

 

 

更にオプションにてLSDも組み込む事としました。

 

 

上記は通常のミッション内部の画像となります。右側丸い部位の内側がノーマルデファレンシャルです。

 

 

此方は各パーツにWPC処理を施した画像となります。処理加工済の各パーツの色の違いがお判りでしょうか?

また、画像右側の丸い部位の内側がLSD(リミテッドスリップデフ)です。

 

 

WPC処理を施したギヤの断面です。直接手で触れると「ツルツル」していますので、フリクションロス低減に大いに効果を発揮します。

 

 

因みに小生のデモカーパールビートに施工してありますが、ミニサーキットや峠などのハードな使用状況下に於いてのシフトミスが大幅に軽減されました。

 

特にその違いを大きく感じたのは、もう一台のデモカーである38万キロ黄びーを乗った際でした。勿論!操作上、特に問題は有りませんが、WPC処理済と比べてスムーズ感が違います。

 

※因みにデモカー黄ビートも35万キロ時に通常のミッションOH済である事を付け加えて置きます。

 

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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