旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。
RSmach様が「リヤナックルブッシュセット」を製作してくださり (人”▽`) 本当にありがとう☆御座います。
それに伴い、当店でも自主製作していた「リヤナックルブッシュセット」を統合することにしました。
ではこの部品。何故わざわざ製作してまで交換する必要性があるのかって? 実はぶっちゃけ旧車の泣き所的な部品でゴム製品だからです。経年や過走行による劣化が原因となり、リヤ側の足まわりのロッド類の調整時の数値に狂いを生じるのです。
例えば、全周に亀裂が生じればロッドにガタが生じ、最悪は車検も儘らなくなる場合も・・・。
下記はRs mach様の説明文を引用させて頂きました。
ビートのリヤのナックルに圧入されている純正のブッシュ2種はホンダから補修用として単品では販売されていません。
経年劣化等でゴムがひび割れたりした場合は、新品の高価なナックルに交換するしか方法はありませんでした。(現在ではナックルの新品供給もございません)
弊社では10年以上前からゴム硬度をアップした強化ブッシュセットを製作・販売致しておりましたが、今回ブッシュ製作会社様に協力して頂き、ビートに適合するノーマル硬度のブッシュを販売することになりました。
ゴム硬度は純正約60度弱と同等となります。(以上原文のまま)
では一体何処に使う部品なのか?
上記部品はリヤナックルCOMPと言う部品で、左側の丸い囲み部分は重要保安部品である「ロアーアームCOMP」を装着する部位。右側は「リヤラジアスアームCOMP」を装着する部位となります。
常日頃ビートの原点回帰を行っている当店でも、今までは都度数台ずつ「イソマサ対策部品」として自主製作しておりました。
ですが「同じ部品」をわざわざ作ることも無いと思いましたので、今後は我々ビート乗りにとって大切なアイテムを数多くリリースされておられるRSmach様が製作された、ビートに適合する「ノーマル硬度のブッシュ」を全面的に使用させて頂く事としました。
本来は今年1月末頃の発売予定でしたが、製造依頼先の都合で遅れるとのご連絡を頂いておりました。”(-“”-)” そこを今回はご無理を言って何とか揃う分だけ送って頂いたという経緯もございます。m(__)m
今回は定期的に頂いている「ECU延長ハーネス」と「トリップメーターバーグロメット」も同梱にて注文させて頂きました。こちらについても以前から利用させて頂いております。<(_ _)>
旧車を維持して行くには今は何が必要なのか?の優先順位を確りと見極めながら、計画的に製作すること。
歴史的に見て、無下に多くの部品を自主製作しても一定数が行き渡れば、徐々に引き合いは少なくなり、「不良在庫」となりかねませんので・・・。
ご覧いただき、ありがとぅございます。
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