close >>

いつまで乗れるか?では無く、いつ迄も乗りたいとのご要望にて車両をお預かりしました。その1 エアコンメンテナンスの様子。

2019年09月03日

下記画像は茨城県在住のH/I様ご所有の白ビートです。

この度のメンテナンスの依頼内容としては、「何時まで乗れるか?ではなく、何時までも乗りたい」とのご要望です。

 

※上記画像は今回のメンテナンスにて交換するパーツの一部となります。

メンテナンスの内容をご相談の結果。エンジン・電装・燃料・ミッション・クラッチ・足まわり・ブレーキ・水まわり・エアコン・系他外装同色全塗装と、ほぼ全ての部位に手を入れることとなりました。

そんな中、リビルド化され戻ってきたNEWエンジンと併せ、他の交換予定のパーツ類も総て揃い、いよいよ作業開始となります。

 

先ずはフロントボンネット内のメンテナンスから実施となります。

日本製コアを張替えリビルド化された「ラジエータASSY」及び「エアコンコンデンサ」と純正部品の「リキッドタンク」及び「パイプ類」「Oリング」等を交換。

 

ジエーター本体交換と共に電動ファンモーターや他の水周りパーツも総て交換としました。

 

室内に装着されているエバポレーター、エキスパンションバルブ、キッドパイプ、サーモセンサー等を交換します。

 

またその際、純正部品再販が叶った「ヒーターブロアーモーター」もこのタイミングにて交換しました。

ブロアーモーターが劣化すると、モーター自体の「芯ずれにて変心」を起こして仕舞い、ヒーターやエアコン作動時に「ガラガラ音」発生の原因となります。

また、この様なタイミングでの実施がベスト!かと思われます。若し、異音発症してからの施工ともなれば、パーツ代と工賃は結構掛かりますので・・・。

 

※上記コンプレッサーはリビルド化の際にR12仕様からR134仕様へ変更済みの物を使用します。

エアコンに関しては昨今の環境保全(オゾン層破壊防止)の観点からが一番のレトロフィットの理由となります。

また、現行において若しもガス漏れが発生し、一時的効果しか望めない可能性が大であっても、ガス補充が安価にて叶う為、チャレンジを試みて、意外に良い結果をもたらす場合もあります。 ※但し、飽くまで一時的効果発揮の場合も多し・・・。

 

そのような訳で、当店ではR12フロンガス⇒R134仕様へのレトロフィット化を推奨しております。

 

 

また、このタイミングで、交換したエアコンコンプレッサーと、隣りあわせで装着されているオルタネーター(充電器)も確りと中味をパーツを交換されたリビルド品を装着しました

 

※ネット等で安価に販売されている物が総て駄目とは申しませんが、当店で採用しているリビルド品は他と交換パーツ内容が異なります・・・。

 

メンテナンスをしていると実に不思議な事が起こる時があります。例えば上記のように隣り合わせのパーツの片側だけを新しくすると、直ぐにもう一方のパーツが駄目になったりして・・・。(^_^;)

 

 

真空引き作業の後、24時間かけてガス漏れをチェックした後、R134フロンガスを充填。

 

室内温度が規定値まで下がるのを確認し、エアコン系メンテナンス作業は完了となりました。

 

毎度同じお話となりますが、R134フロンガス仕様はR12フロン仕様と比べて、R134フロンガスの方がガスの粒子が大きく、ガス抜け状態にあっても抜ける速度はゆっくり目となります。

(;^ω^)

 

作業は更に続きます。

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

コメントは受け付けていません。

関連する人気記事

Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE