旧車ともなればと当然の如くハーネス(配線)を含めた各電装の痛みも進んでおり、その劣化具合に依っては、車両本来の調子を発揮出来ていない個体も多々あると考えます。
なかでも特にビートは、走行した際にその良否がハッキリと判ってしまいう個体です。(^_^)v
今回のご紹介記事は長年お乗りになっているビート乗りでも、先ずは気にしないであろう「メインヒューズ」と「イグニッションヒューズ」を交換した際の「効果性」とその際の「諸注意」も併せてご紹介なります。
画像は新品の「MAINヒューズ60A」&「INGヒューズ50A」となります。
こちらは既存装着されていた物を取り外した後に分解した画像となりますが、電極部分に「緑青の付着」が多く見受けられます。
何台分かを取り外し、調べて見ると使用状況や走行状況にもよりますが総じて皆な同じような状況となっています。
この「緑青」は旧車ゆえの経年劣化が伺えます。
新品に交換してみて先ず感じたことは、走行中のエンジン音の雑味が消えて、とても静かでスムーズな吹け上がりになりました。( ^)o(^ )
しかし全てが同じ結果であるという確証は有りません。(-_-) 施工した車両は、既に当店にて「電装パーツをほゞ総て交換済」であるという条件付きだからです。
奥歯に物が挟まったような言い回しですが、考えて見ると交換によるリスクが全く無い訳とも言えないからです。
理由としては、例えばメンテナンスが進んでいない個体などへ施工した場合。丁度良い感じで全体的に遣れていた状態のところへ、メインヒューズ&イグニッションヒューズが交換されたと同時に突然強い電流が流れ、「思わぬ部位の不具合」がクローズアップされる場合が旧車には多々ある事を経験しているからです。( ..)φメモメモ
最近の出来事ですが、ビートのタコメーターを新品に交換した後に、突然!「指針が大きな振れを発症」。点検して診ると「未交換の古いセンサーの異状」が原因でした。※左記はビートに限らず「旧車あるある」の事象ですので・・・。
上記の様なことが起こり得る場合も想定して頂きまして、交換施工をされる際には飽くまで自己責任でお願い致します。交換直後に不具合の症状を発症し再び部品を元のに戻しても、症状が悪化したままと言う事も予想されますので・・・。
かつて小生が所有していたビートと同年式の頃のメルセスベンツなどの場合。車検毎に全ヒューズ交換と併せて、ワイパーやウインカーリレーなどの交換はお決まりのルーティーンでした。若しも交換を怠ると、真夏炎天下に突然ワイパーが動いたりホーンが鳴り出したりと、本当に何処かしら不具合を発症しました。 (;^ω^)
脅かしてばかりで申し訳御座いません。m(__)m 上記以外にもう一つは出来れば室内のヒューズを全てリフレッシュするのも依り効果的だと思います。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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