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旧車維持の為の必須条件とは?一度確り整備したからもう大丈夫!!は、実はとっても危険かも・・・。(‘;’) 前編

2021年10月11日

旧車を確りと維持し楽しく乗って行く為の必須条件とは一体何なのでしょうか?

 

それは乗っても乗らなくても「定期的な先回り整備を行い」、「またその歩みを突然止めない事」だと小生は何時も心に思っています。

 

例えば過去に一度確りと整備を施工したから、自分のは当面大丈夫!と誰しも思いがちですが、果たして如何なものかと・・・。(~_~) 勿論!気持ちは良~く判りますが・・・。

 

 

今回ご紹介するのは東京都在住のT/A様がご所有の赤ビートで、今から約9年程前に当店で購入頂いた個体となります。

 

この度の主目的は法廷24か月定期点検整備(車検)となりますが、タイミングベルト関連についても前回の施工から10年程経過していることもあり、「シリンダーヘッドガスケット抜けに対する予防対策」をも含めた作業をご提案させて頂き、実施する運びとなりました。<(_ _)>

 

 

通常のタイミングベルト関連のパーツ一式交換作業とは異なり、作業内容としては更に一歩深く踏み込んだエンジンの「セミオーバーホール作業」となります。

 

高回転型エンジンを搭載するビートに限って言わせて頂けば、最早、単にタイミングベルト切れを懸念しての整備内容では、未来を見据えた場合に維持が著しく難しくなる様相を呈してきた感が否めません。

 

 

数年前までは未だ大丈夫だと思われたエンジン関連の部品に於いても、このところ急激に供給が滞って来たからです。

 

理由はとても簡単で、先ずは本年4月をもって「アクティートラックの新車生産の終了」です。終了のアナウンスの後にはビートと共有している構成部品のメーカー在庫数が極端に少なくなり、中には当たり前に常時在庫されていた部品でもBO(バックオーダー)となり納期に日数を要する事態も・・・。

 

その背景には、主な部品調達先の東南アジア諸国でのコロナウイルスの感染拡大があり、工場の停止を余儀なくされ、半導体やその他部品の生産が滞り、十分な量が輸入されないことで部品不足の為に減産に踏み切ったこと。

 

ホンダも同様に新車が生産できていない状況にあるということですが、旧車ビートの部品にも当然そのしわ寄せがあり影響が出ています。

 

 

その様な理由もあり、今後は次に控えるエンジン本体のフルオーバーホールを見据えての対応を考慮し、単なる「シリンダーヘッド系のリフレッシュ化」では無く。

 

現況手に入る部品についてはフルオーバーホールの際と同様に純正新品で対応させて頂く事とし、シリンダーヘッド関連の整備の際にもヘッドガスケットKITと共に交換としました。

 

 

ロッカーアームもインテーク側・エキゾースト側共に交換。

 

 

バルブロッカーアームシャフトやフランジボルト類も交換。

 

 

バルブについてもイン側・アウト側12本共に総て交換としました。

 

 

「オイル下がり」症状発症防止の為。バルブステムシール等も交換となります。

 

 

ウオーターテンプレッチヤーセンサーやサーモユニットなども交換。

 

 

本来はこのタイミングで「カムシャフトCOMP」も是非!交換と行きたいところではありますが・・・。

 

しかし残念ながら純正新品は数年程前に製廃となっており手に入りませんし、修正加工にて再生化を試みるも実際には時既に遅しといった感もあり、苦慮している部品の一つでもあるのには間違いありません。

 

組み上げから車体への搭載作業については後編でご案内となります。<(_ _)>

 

 

後編の記事はこちらを⇒「クリック」

 

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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