梅雨時に多く発生するトラブルです。
イグニッションキーを回すとセルモーターは正常に回るが、エンジンが始動不能?
蒸し暑くなってくるこの時期に増えるビートの定番トラブルです。
その原因はズバリ!殆どの場合が「メインリレー」の不具合が原因となります。
上記はカバーを外した状態の画像となります。
見たところ新品からの状態ではなく、既存の半田の割れを防止する為に一度盛り半田処理を施工してあるようです。(*´ω`*)
判り易いように緑色のマーカーで囲んであります。半田の上面ご覧頂くと判りますが横に亀裂が見られます。(>_<)
これは半田の割れとなり、通常は「輪切れ」と呼ばれている症状です。
ご覧の様に割れを発症しているのは1か所に留まらず保々全域に見られます。(@_@) しかし、この現象は盛半田の技術的な問題では無く経年劣化に依るものと推測できます。
基盤は外気温度変化により若干の伸び縮じみを繰り返し、特に蒸し暑くなる梅雨時から夏場にかけて半田の輪切れを発症します。(~_~;)
いわゆる一時的断線症状でエンジンが一向に掛からない状態。しかし涼しくなると何事もなかったようにエンジンは掛かる・・・。”(-“”-)”
過去に於いては予防の為に盛り半田処理を推奨しておりました。しかし、対策しているのにも関わらず再発が増えた昨今は「純正新品交換」で対応しております。(^^)/
※特に問題が無くても10年に一度は交換しておきたい電装パーツの一つだと思います。
ご覧いただきありがとうございます。
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