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燃料タンクの内部が錆る?・・・。実は意外なところにもその原因がありました。 ”(-“”-)”

2021年08月31日

小生が長年書き続けているビート関連のブログで、過去に幾度となく紹介してきた燃料タンク内の錆の発症や、燃料ポンプの錆が原因でのトラブル記事。

実はその原因が・・・単なる経年劣化が問題だけではない場合もあると考えられます。( ̄д ̄)

そうはいっても、エンジンが掛からなくなったなどの症状を発症した場合は、一般的に燃料ポンプの経年劣化が大方の原因と考えられ、確かにそれも間違いでは無いでしょう。

 

例えば過去に燃料系の各部品交換を伴う整備履歴があっても、その後一定期間エンジンを動かさ時期があれば、タンク内の燃料ポンプの劣化が進み、結果錆びてしまい外見だけでなく本体も不動となることもおおいに起こり得ます。

 

(~_~;)

結果として正常復帰の為には再び燃料タンク、燃料ゲージ、燃料ポンプ、燃料フィルターの同時交換を要する整備へと発展します。(~_~;)

上記は何方も一般的に起こり得るケースだと思いますが、実はそれだけではない判例を当店では以前から数多く確認しています。

エッ!!それって一体何に!!

 

実は10数年前にリメイクが叶った「純正燃料ポンプ」が原因なのです。て、それ本当ですか!! (@_@) 上記がその新型ポンプの画像となりますが、上部が銀色で旧タイプは金色がかった色です。

 

実はこの「新型の本体が旧タイプと比較して錆び易いと断定」しました。理由はメッキの仕上げ精度が依然のポンプと比べて明らかに低下したのではと思われる点です。(@_@;) 

※だからと言って現行発売されている純正新品のポンプが不良品だと言っているのではありません。通常使用であれば特に錆に気を遣うことも有りません。しかし、問題は日頃から極端に使用頻度の低い個体にとっては注意が必要だと言えます。

その様な訳で

 

当店では数年前から「イソマサ対策部品」※国産有名メーカー品の燃料ポンプを使い「錆対策」を講じている次第です。(*^。^*)

◎当店のブログで紹介する管理車両の記事で、燃料タンク系トラブル記事がここ数年来少ないのは、上記対策を施工した結果問題が解消されたことが理由として挙げられます。(^O^)/

 

例えばその例として、上記は約4年程前の2017年に製造された「純正燃料タンク」と「対策燃料ポンプ」をセットで交換装着し。

 

その後、暫く動かない期間があった個体の燃料タンク内部画像となりますが、ご覧の様にまったく錆・腐食の発症も無い良好な状態を保っております。

 

一方こちらの画像の様に「新型純正ポンプ」を上記と同条件で交換後、走行頻度が極端に低い為にこの様な状態となってしまった具体例です。( ̄ー ̄)

 

タンクの内部もご想像の通り錆を発症しておりました。

毎度ご紹介の都市伝説的下りを一説。普段余りにも乗らない個体は「常にタンク内のガソリンを満タン」説ですが、数多くのビートを診てきた小生からすると、どうも燃料の残量と錆腐食は無関係のようです。矢張り乗らなかった期間の方が問題だと思います。

 

また長期間タンク内の状態を良好に保つことを目的に、上記燃料系製品も強く推奨しています。※当店のブログ内で詳細を紹介しています。

 

◎但し燃料タンク内の劣化は、30年という歳月を経たことが大きな要因であることは間違いありません。”(-“”-)”

従って最近入庫してくる個体で新車時から未交換の場合は進んでポンプとタンク双方の交換をご提案しています。※ガス管や水道官と同等と考えるべきかと・・・。

是らも総ては壊れてから手当てするのでは無く、日頃からトラブル回避目的での先回り整備的ご案内が功を奏して判ったことでもあります。

当店では本来純正部品を基本としての整備作業を行っております。しかしながら部品製造の際の問題なのか?、はたまた環境破壊問題なども手伝ってなのか?純正部品の精度や耐久性に若干の疑問や懸念する点も有り、最近は上記のような「イソマサ対策部品」にて対応する場面も徐々に増えて来ております。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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