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ぐずぐずしていると間に合わなくなる?の意味とは

2024年04月23日

旧車を動かすのなら経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが寛容。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることが大切です。

当店がビートレストア専門店を営む理由。先ずは自身がビートを末永く楽しむため、その為には「確りと治す側の人間がいないと」淘汰されるからです。なので「常にぶれない思い」をお伝えしたく、日々ブログを更新しています。

 

今回の話は「ホンダビート無しでの生活は考えられない」と思っておられる方だけ限定となる話だと思ってご覧下さい。※人によっては嫌味か?とも取れる内容も含まれることをお許しください。<(_ _)>

 

上記イメージ画像は小生の愛車40万km走行ビートです。

先ず、旧車を維持して行く為に最も重要なのはどの部位をどのタイミングで原点回帰するのかがポイント。言葉だと簡単に聞こえますが・・・そう簡単にお客様に整備内容のご提案を出来る訳では有りません。

 

治す側が自分事とし、日々トラブルを体現してこそ、その先の手当てする箇所が見えてくるのです。小生を含め、スタッフ全員が現役ビート乗りであるのが当店の自慢です。(^O^)/ ※因みに当店の店長の愛車は既に80万キロを走破しています。

 

当店では定期入庫頂けるお客様に限って、1台ずつ個別に、日頃の整備内容を「作業画像と活字資料」を用いて「カルテ管理」させて頂いております。<(_ _)> 人間の体の管理と同様で愛車にも主治医は必要なのです。

 

ではそれ以外の場合はどうしたら良いのか?

当店ご購入以外のビートの整備の相談を頂いた場合。ご来店頂き検車した後に既存の走行距離とは関係なく、先ずは長い年月を経て劣化してしまった部品や消耗部品を一斉に交換をお勧めしています。※例え使えそうな部品でも敢えて再使用しないとの意味。

重要なことは、交換を怠った部位が原因で思わぬトラブルを誘発する可能性が大きいからです。

 

先ずはこのことを理解でき出来ないと本当の意味での「旧車維持は万事休す」と考えます。※もう一度言っておきますが「ビート無しでの生活は考えられない」という俳に限ってのこと。

 

新年早々のことでしたが、当店のヘビーユーザー様の発した言葉が凄かった!! 「金を払って治せるうちは良いョ!それが叶わなくなってからが本当に大変だから・・・」

実はこのお方。ビートと共に98年式のとある限定スポーツ車を新車から所有し、現在までに何と「約140万km」を走破しているお方の言葉だからズシリと重い!因みに地球一周が約4万キロ一寸なので、其れで言うと既に34周しているってこと?(*_*)

 

未だ幾分は供給がある「ビートやNSX」とは違い「その車種のグレードの中に存在する特定スポーツ車」だと、一般グレード車両の廃車と共に部品の製廃は著しいのは当然のこと。

しかし、ここ最近はビートであっても、部品の製廃は加速度的に進んでいます。供給が叶わなくなれば「ワンオフ製作」となり当然の如く高価となり、整備費用は更に嵩みます。

 

最後になりますが「原点回帰」を実施することで、皆様の愛車はまるで新車のような状態に戻り、安心感と信頼性が高まり快適なドライビングが約束されます。

「原点回帰」が終わり新たなスタートを切る際の感動をお客様(仲間)共有出来ることが、当店の真の喜びと感じております。( ^)o(^ )

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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