バモス5速マニュアル車(NAエンジン横置き)は、小生にとってはホンダの良き時代のこだわりがギッシリ詰まった1台だと思っています。この度、約3年前にご購入いただいた車両をご紹介します。
購入時の目的が遠方への多くの移動だったため、納車整備時にはエンジンのリビルドと新たな水回りパーツの取り付けを行いました。
この整備のおかげで、約6万キロの走行距離を経ても特に大きなトラブルはありませんでした。しかし、約3年の経過とともに総走行距離も約20万キロに達し、今後の安全性と信頼性を確保するため、ブレーキ関連および各ベアリングの交換を行うことにしました。
※特に現在問題が生じているわけではないため、予防的な整備となります。
以下は今回の整備で交換予定の各部品です。
このバモスはビートと同様にエンジンとミッション本体がリア側に横置き配置されており、荷室も備えています。そのため、ハブベアリングやサスペンションの劣化具合は重量物を運んだか否かなど、個体の使用状況に依って大きく異なります。
どちらにしてもリヤ側に負担掛かるレイアウトとなっています。
なお、「ドライブシャフトセットリヤ」を取り外す際には、トランスミッション本体に付随する「オイルシール」も必ず交換します。見た目が新しく見えるからといって交換を怠ると、「ミッションフルード」の漏れを発生することが良くあります。
上記はリア側の「ハブベアリングASSY」です。
リアブレーキ側の「ブレーキドラムASSY」は、研磨修正を行って再使用することも可能ですが、今回は新品に交換しました。その理由は、今後も長距離を走行することを考慮しての判断です。
「リアブレーキシューCOMP」も交換しました。
「リアホイルシリンダーASSY」についてもオーバーホールではなく新品に交換することにしました。
上記の部品の交換後、リア側のブレーキが組み上げられました。また、丸い囲みの部分のリア側「ハブベアリングASSY」も交換しました。なお、フロント側の「ブレーキキャリパーASSY」は既に新品に交換施工済となっています。
◎バモスはビートと同様に「パッケージング」がしっかりしていますので。適切なタイミングでの整備を行えば、私の愛車であるビートが40万キロ走行出来たり、店長のビートの様に60万キロを超えても安心して乗り続けることができます。
K/I様、今回の整備により安全と安心を確保できました。引き続き楽しいバモスライフをお過ごしください。m(__)m
ご覧いただき、ありがとうございます。
Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE
最近のコメント