専門店の役目とは、各部をどのタイミングで整備するのが愛車にとって有意義なのかを都度的確にご提案させて頂くことだと思っています。
この度ご紹介するのは昨年12月にご成約頂いた平成29年式 バモス G 5MT 2WD 最終モデル 走行6.4万キロの保証修理の様子のとなります。
内容的にはタイトルでもご紹介の通り、「オイル消費過大」の症状を発症したエンジンに替えて「リビルドエンジン」の搭載です。
先ず、この度はオーナーであるY/K様に於かれましては、ご迷惑及びご不便をお掛けして仕舞い誠に申し訳御座いません。<(_ _)>
平成11年から平成30年5月迄のロングランで発売されていたバモスのほぼ最終に近いモデルであり、特に過走行という訳でも無い個体で。Y/K様からオーダーを頂き、業者間のオークションで落札した後に整備を施してご納車させて頂きました。
その後、暫くしてオイル交換の際にエンジンオイルが既定のレベルを超え著しく減って仕舞っている状況を確認。
この個体の場合は、過去に鉱物油を使用していた様子が伺え、入庫時から100%化学合成油オイルを入れ替えた場合に時折見られる一定のオイル消費症状の招く場合もありますので、暫くお客様に様子を診て頂いておりましたが・・・その症状は改善せず。
中古車と言えど高評価で落札した個体でしたので、小生自信が正直😞です。
と、言う事で既存エンジンに変えて「リビルドエンジン」を搭載する事としました。
勿論!費用は全て当店が負担させて頂く事となります。
新エンジン搭載の際には「ファンベルト」や「水まわりのホース類」他の消耗部品も併せて交換としました。
程なくしてトランスミッション本体と共に新エンジンが車体へ搭載となりました。またその際には再使用可能では有った「クラッチ関連部品一式」も交換としました。
補器類を付け替えた後、暫くしてNEWエンジンは力強い咆哮を奏で始めました。因みにリビルドが叶ったエンジンについては、20ケ月又は2万キロ走行迄のロングラン保証が付与されます。
Y/K様へ、初期慣らしを兼ねたロードテストを行い、問題無き事を確認した後にご納車のご連絡を差し上げます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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