現在、当店では積極的に交換を推奨しています「ディストリビューターASSY」についてです。
使用状況にも左右されますが、殆どの場合、新車時からの現在迄で保々3個目の交換となります。
従って約10年毎に1度の交換頻度が一般的となります。
しかし、この交換しなければならない「ディストリビューターASSY」の新品部品初期不良が多発しており、非常に困っています・・・ (-_-;)
通常、絶対に入ってはいけない部位にエンジンオイルが混入するという事態・・・ (T_T)
※赤く囲んだ所にエンジンオイルが溜まります。
恐らく、シリンダーヘッド内のカムシャフトとディストリビューターが噛み合う部分から、エンジンオイルがハウジング内に押し上げられ、Oリングをすり抜け、ここにオイルが溜まってしまうようです?
その結果。
小生の実体験となりますが、エンジンの吹け上がりが徐々に悪くなり、高速道路でアクセル全開にも係らず時速100キロ以上速度が伸びず・・・。
その際には、とても不安を覚えました。(>_<)
※水色の囲み部分はリフトアップにてエンジン下側から覗いていているディストリビューターASSYの様子。
赤の囲みの右上の茶色い液体は、漏れ出したエンジンオイルがホルダー部分に溜まっている様子で、その左側に目を移すと全体的に薄っすらとオイルにじみ跡見えると思います。
漏れが酷くなると、車体下側にオイルにじみ痕が出来ます。
現在、確認が取れている発症は十数件となり、新品ディストリビューター装着後、約500キロ~2200キロの走行で症状を発症。※また、その距離を越えての発症は今のところ有りませんが・・・。(-.-)
酷いものでは本年4月に販売したビートなどは、エンジンオーバーホール実施にて新品交換納車から、500キロ点検時と2000キロ点検時の「実に3個目を交換」にて様子を診て頂いている状況もあります。
また、上記症状と相まって、前回の車検では問題なかったディスビ本体でしたが、このところの点検・車検において「シャフトの錆と共にシャフトの動きが鈍い物」が多く見受けられるようになりました。”(-“”-)”
毎度繰り返し申し上げますが、ディストリビューターの状態の良し悪しは、既に異音発生以外、見た目だけでは判断できません。
ディストリビューター本体をホルダーから抜き取り、シャフトを回して診ないと判断できません。 ※しかし、この部位は点火時期調整作業が伴いますので、一般の方が手を出されると、ほゞ、エンジン再始動困難となりますのでご注意ください。
因みに2017年秋口までは、月間3~5個単位でディストリビューターASSYを交換作業をしておりましたがトラブルは皆無でした。
しかし、このところ6~7個に1個くらいの割合で症状を発症中!!
本年春先から、ホンダパーツを通して製造メーカーへ品質改善をお願いしておりますが、未だ明確な回答も、改善も頂けておりません・・・(>_<)
こうなってくると、我々ビート乗りにとっては、非常に由々しき事態ですが、メーカー対策を待たなければならないのも事実・・・。
となれば、当店の様に状況を理解して、この様な事案が発生しても、何度でも補償期間内の交換対応は可能です。
ですが、状況を知らない工場等で交換したとしたら?如何でしょう?
◎ビートを乗り続けるため、専門医に任せる時期にきているのかもしれませんね(^-^)ノ
読んでいただいてありがとうございます。
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交換後1500キロ走りました。自宅では車を下から覗けないのでにじみはわかりませんが、不具合が出るとしたら、車後方のオイル漏れがあるかないかですよね。とりあえず2200キロまで様子を見ます。
いとまさ様
ご迷惑をお掛けします。<(_ _)>
気になるようでしたら点検させて頂きますので、是非!ご来店下さい。
僕のビートも、まさかのデスビ不具合だったとは…って。
リフトから覗いて、オイル染みがありましたね。
振り返ってみれば、燃費もこんなもんなのかなぁ…とか。
走り込んでからの、エンジンの掛かりが悪かったりとか…。
今は問題なくストレスフリーで乗れてますが、見た目じゃ分からなく、あからさまな症状がでて来ないと対処できないのは、本当に困りますね…