小生の愛車パールビートのトランスミッションをメンテナンスをした際の様子となります。
昨年の2月中頃、日光サーキットでのスポーツ走行の際にリヤ側から「違和感」を感じ、走行を途中で辞め帰途につきました。
そうしたのは今から約二年程前にもフロント側足回りのトラブルがありましたので・・・。( ;∀;)
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そして翌日に改めて検車を実施した結果。
ミッション内部のデファレンシャル系のトラブルと断定。
予備ミッションとチェンジし取り合えず通常走行での問題は解決しましたが、代わり車体に搭載した予備ミッションもまた、内部が温まると3速シフトの際にギヤ鳴りが有りしっくりとはせずで・・・。”(-“”-)”
こちらもオーバーホールの対象のミッションの為、悶々とした日々を重ねておりました。直ぐにでも改善を試みたいのはお客様と同様の気持ちではありますが・・・。
お預りの車両の作業未実施も多数有り、自身の作業を優先する訳にもゆかずでした。
そして発症から半年以上が経過した12月末の仕事納め前の隙間の時間を利用してミッションのオーバーホールを実施する事となりました。(^^)/
早々に車体からトランスミッション本体を取り外し、分解作業開始となりました。
手順に沿って分解を進めます。
デファレンシャル(LSD) とファイナルギヤ間のボルトを緩め、次にデファレンシャル本体をファイナルギアから取り外してみると・・・。
取付部分のスプラインが潰れたことにより、ボルトとデフケース間にクリアランスが出来てしまい「ガタガタ」になっておりました。
リヤ側からの異音はまさにこの部位のガタ音だったと思われます。
本来はこのようにネジ山が切ってあり、ボルトもスルスルと差し込める筈ですので・・・。
10数年前、つくば市にお店を構えていた時からほゞ毎日のように通勤に使い、その傍らでミニサーキット走行も都度重ねておりましたので、既に元は取れております。
この度のメンテナンスに於いては新品のLSDを使って組み上げる事としました。
因みに左側がノーマルのデファレンシャルで、右側がクスコ1.5W RS TYPE LSDとなります。
そうなると30年間の時間と距離を乗っている純正のデファレンシャルも劣化が懸念されます。
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