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総合整備でお預かりしているビートの全塗装が仕上がって参りました。そしてまた

2024年03月24日

旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。

 

栃木県在住のH/S様が新車からお乗りの黄ビートです。

 

この度は車齢30年経過を期に総合整備(レストア)でお預かりして居りますが、全塗装を終え、外装仕上をお願いしているコラボ先から回送されて参りました。

当店で外装全塗装を施工する際には、未だ新品で入手可能な「フロントバンパーフェイス」、「リバンパーフェイス」と「ボンネットCOMP」を使って作業しています。

またそれには理由があります。

 

上記は参考画像。

事故で破損したビートのボンネットの裏側先端の画像となりますが、特に塩害地で使用された個体では無くてもシーラーを剥がすとご覧の様に「錆腐食」が視られる場合もあります。若しも全塗装を施工した後にボンネットの表面に「錆」が発症して仕舞ったら・・・。

またバンパーフェイスについても過去の補修歴の状況に依っては塗り上がりも悪くなる場合もあります。更に材質が樹脂ですのでバンパーフェイス自身の縮みがあり、その影響でチリ合いも微妙に・・・。

 

回送車から降ろした後には速やかに室内に保管して、仕上がった塗装面を数日間見守ります。

その間に微妙な塗装面の変化確認 して状況に依っては部分的に「磨きむら」などの修正を行います。

 

仕上がった黄ビートに代わりに、栃木県在住のY/H様にご成約頂いた赤ビートが全塗装施工へと向かいます。

 

因みに「リヤバンパーフェイス」印されている☓マークは、黄ビートと同様に再使用はせずとの印です。

 

それから1週間ほどの時を経て塗膜が落ち着いたことを確認した後、「エンブレム」や「リヤフェンダーステッカー」等の装着作業を行います。

折角お金を掛けて行う「一生一回メンテ」的な今回の総合整備(レストア)です。

フロントピラー部分のフィルムを剥がしてのペイントと併せてピラー内側の錆腐食対策を兼ねての施工の際には、「フロントクールベールガラス」に交換しました。

今回の施工に際して「最大限のこだわり」となる、部分的な補修をしていない新品の「ボンネットCOMP」と新品「フロントバンパーフェース」、新品「ヘッドライトユニット」使用しての仕上がりは如何でしょう!

 

仕上にはボディー全体に屈強な塗膜を誇る「ガラスコーティング」も施工しました。

 

(施工済ステッカーと共に施工証明書も交付されます)

 

週明けには既に施工が完了しているエンジン本体やトランスミッション本体をを含む各部の状態を再確認の為のロードテストを数回行った後に、お客様に整備完了のご連絡を差し上げたいと思います。

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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