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ビート110型の総合整備の様子、水回り・ブレーキを含む足回り関連となります。

2025年08月05日

旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。

 

前回の記事でご紹介させて頂きました「原点回帰」を目的にご入庫を頂いたビート110型VER.Zとなります。

 

先ずは水回りのリフレッシュから行います。

 

ステアリングラック関連のリフレッシュも行います。左記との関連ではありませんが画像左上側に見える「パワーリレーASSY」3個もこのタイミングで洩れなく交換します。

 

その際には再販が叶った「ラックエンドセット」の交換は必須!、コーナリング性能の大幅な向上が期待されます。フロント側足回りの各ブッシュ類と併せ、経年劣化を余儀なくされてしまったサスペンションKITも交換としました。

 

続いてはブレーキ関連のリフレッシュを行いました。ポイントとしては今後10年先迄トラブルなく楽しく乗れることを前提に、「ブレーキホースセット」や「ブレーキディスク」、「パッドセット」なども使い回しなどせず新品交換を行い原点回帰を目指しましょう。

 

そしてリヤ側について同様にリフレッシュを実施。

この部位の整備する際の肝としてはこのタイミングで再販が叶った左右「リヤキャリパーサブASSY」についてはケチらずに新品交換する事。オーバーホールを施工したにも関わらず、サイドブレーキの「制動力不足」で車検不合格となる個体が増加したからです。

 

昨年早々製廃となってしまった「マスターシリンダーASSY」については確りとオーバーホールを行います。その際内部を含めたパーツについては単なるリペアーキットでは無く、「イソマサ対策部品」を用いて長期間良好な状態を保てるよう対策行っています。

※その先に待っているマスターバックを含めた対策も当店では既に完了していますが・・・

 

作業は更に続きます。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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