安い・高いでは語れない、この車でなければ味わうことのできない感覚がある。アナログ車は操る楽しさが満載です。
旧車を維持していくためには、経年劣化という事実から目を背けず、確実な整備を施したうえで楽しむことが肝要です。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」による施工を強くお勧めいたします。
昨年8月のブログ記事でご紹介させて頂きました「原点回帰」を目的にご入庫を頂いたビート110型VER.Zとなります。
大変お待たせいたしました (;^ω^) リフレッシュが叶ったNEWエンジンが制作コラボ先から戻ってまいりました。

車体への搭載準備として、まずは取り外していた補器類の装着から作業を開始いたします。
この工程で重要となるのが、既存パーツを再使用するかどうかの判断です。

イソマサオートでは、NEWエンジンとのマッチングを考慮し、たとえ再使用が可能と思われる部品であっても、極力新品部品を用いて組み上げる方針を取っています。
その理由は、過去のエンジン関連作業で経験したトラブルにあります。
以前は使用可能と判断した既存パーツを再装着していましたが、ある時期から経年劣化に起因する不具合が散見されるようになりました。
新旧パーツの相性やバランスの問題が影響している可能性も否定できません。

とはいえ、上記画像の「エンジンハーネスB」をはじめとする各ハーネスはすでに製造廃止となっており、作業時には細心の注意を払って取り扱っています。
実はこの部位が原因で、過去にエンジン不調が発生した事例もあります。
配線を辿ると「インジェクターパッキンセット」へ接続されています。
万が一断線すれば、規定量の燃料が燃焼室へ供給されず、デトネーション(異常燃焼)を引き起こす可能性があります。
発症すればエンジン本体の再構築を余儀なくされる事態となります。
そのため当店では、慎重かつ丁寧に付け替え作業を行っています。
今後を鑑みて制作検討を始めてはおりますが・・・(;^ω^)

因みにこの個体はお預かり時点で大きな不調はなく、経年を考慮した総合メンテナンスとしてのご入庫でした。
作業は引き続き進めてまいります。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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