千葉県在住のH/I様にご成約頂きました。この車両は平成8年式 110型 VER.Z 走行距離92100キロとなります。
当店の管理ユーザー様がご所有の間、リヤ側足周りのロッド類の交換やエンジン・ミッションマウントやダンパーキットの交換。また、ラジエーター本体を含む総ての水回りパーツのリフレッシュも既に終了しております。
当店に定期オイル交換でお出での折、エンジン本体のシリンダーヘッドガスケット抜け症状発症を確認・・・。修理のご検討頂いておりましたが、諸事情にて止む無くお車を手放される事となり当店に入庫した次第です。
再販目的にて特に目立った瑕疵は有りませんでしたが、小傷・少凹みは多少見受けられました。
平成8年最終登録車の110型という希少性も鑑み、同色全塗装及び幌/スクリーン新品交換を当店で施工。更に純正ホイールは手磨きに依るポリッシュの後、塗装・クリヤー仕上げを施工。
内装に於いてはオリジナルシート生地使用にて、運転席・助手席2脚共張替を施工。
先ずは既存エンジンを車体から取り外し、オーバーホールの為の準備を始めます。
当店の場合はエンジン本体のオーバーホール(リビルド化)にあたり、上記パーツは最低新品を使い施工しております。
エンジ本体と新品交換部品をエンジン製作コラボ先へと送ります。
上記画像はエンジン製作コラボ先での、「シリンダーボーリング」(シリンダー壁拡張)の様子となります。
また当店で取り扱うビート用エンジンに関しては、総て「UMAC」仕様にて製作しております。
※UMACとはエンジン内部及び組み込まれるパーツの適所に「WPC処理」を施し、摩擦抵抗を限り無く少なくした仕様となります。それと併せ当店では「シリンダーボーリング」作業の後、特殊な加工方法である「プラトーホーニング」を作業に組み込む事により、元気且つ、ロングライフなエンジン製作を目指しております。
※プラトーホーニングとは、シリンダー壁に意図的に深い油だまりを作る加工で、効果性としてはピストンの焼き付防止及び、摺動抵抗の低減により、多いなるレスポンス向上が期待できます。
出来上がって来たNEWエンジンに補器類を取り付けて、オーバーホール中のトランスミッションの仕上がりを待ちます。
またエンジンオーバーホールに中って、本来のエンジンの調子を保つためには、付随する補器類もこのタイミングで新調する事が肝要。
パーツ交換をケチると結果として詰まらない誤作動を発症して仕舞い、調子が思うように出ず、深い悩みへの元凶となり得る場合もあります。(-_-;)
作業の続きは⇒こちら
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作業の進捗、確認いたしました。
お忙しい中詳細なレポート、ありがとうございます。
納車を楽しみにしています。