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幌を張り替えたのに雨漏れが止まらない理由とは ? 実は幾つかありまして・・・。

2021年08月24日

 

茨城県在住のA/T様がご所有の銀ビートですが、今回ご購入後2回目となる幌/スクリーン関系の交換リフレッシュを受け賜わりました。<(_ _)>

 

 

この銀ビートは当店でご購入の後10年がが経過しました。えっ~10年で2回の交換て、少し交換サイクルが早くありません??

そうですね~ (^O^)/ 一般的な劣化交換としては早目と考えるても間違いでもありませんね。

実はA/T様はフルオープンが大好き人間でして、ドライブの途中に息抜も兼ね月に2回~3回程当店にご来店になりますが、雨の日以外に幌をクローズされた光景は殆ど見たことがありません。(*^。^*)

従って常日頃から幌自身の開閉操作の頻度も高く、そうなれば通常使用と比べた場合に当然、幌の折り目の痛みも早めに訪れます。 (;^ω^)

 

 

また「幌交換と同時に手に入れなくてはならないのが雨漏れの防止」となります。

当店では幌交換と同時に必ず上記ウエザーストリップゴム、フロントピラー側も含めて交換の後、両サイドドアー内張を取り外してガラスとウエザーストリップ部分の建付け調整を行い雨漏れ防止を計っております。

 

 

上記は今回施工にあたった銀ビートの幌骨となりますが、時折、こんな場合もあります・・・。

 

 

上記画像はメールにてお問合せを頂いた後に新規でご入庫頂き、幌/スクリーン交換を施工した個体となりますが、オーナー様曰く雨漏れが酷くその原因は若しかしたら?幌骨の劣化が酷いかもとのことでしたが。

実際に個体をお預かりして幌骨からステンレスのリテーナーを取り外して診ると・・・。

オーナー様が仰っていた通り (~_~;)

 

 

幌骨は既に再使用には値しないような状況となっておりました。

幌骨とリテーナーの間やゴムラバーとの間に「大量にコーキング材」を塗り込んだ痕跡が見受けられ、一時的には室内への雨漏れに依る水の侵入は食い止められたとしても、その水は行き場を失い、その場に留まり上記の様な結果となりました。

※結論として ( ..)φメモメモ コーキング等の詰め物は厳禁です。

 

 

困り果てていましたが、たまたまストックの幌骨があり、こちらを使って張替えが叶いました。しかし、そうそう良質な状態の幌骨が手に入るのも今となっては至難の業であり、今回は本当にタイミングが良かっただけですので・・・。(;^ω^)

 

 

雨漏れを防ぐためには高価ですがフロントピラー側のウエザーストリップゴムの交換は必須となります。

 

 

フロントピラー側ウエザーストリップと両サイド側3本ずつ交換は必須。

 

 

経験上、目視で使用可能と思い再使用で雨もりが止まったことは一度も御座いませんでしたので・・・。(;^ω^)

 

 

社外幌の張替えも勿論!承ることは可能です。しかし、原点回帰を基本とする当店の考えとしては純正の供給が叶う間は純正で!と思っております。

近い将来に於いて純正幌/スクリーンの供給が儘ならくなれば社外幌にシフトすることとなりますので・・・。

※但し、ユーザー様が社外幌がお好みなら、それはそれでとも思っています。<(_ _)>

 

 

左右ドアーの内張を取り外してガラスとウエザーストリップゴムのあたり具合の調整を施し、水を掛けて雨漏れの侵入の有無を確認にて作業は完了となりました。

◎またビート専門店としての経験に基き、その状態に合わせて独自の対策も付け加えての作業を施工しております。

 

A/T様。再びリフレッシュが叶いパリッ!仕上がった愛車銀ビートで、引き続き楽しいビートライフをお送りください。(^O^)/

 

 

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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