close >>

成約車の黄ビートの納車整備の様子最終章。車検取得後に「先回り対策整備」の開始となりました。

2021年05月30日

埼玉県在住のT/F様にご成約頂いた黄ビートの納車整備の様子となりますが、前回迄の記事ではNEWエンジン&ミッションを車体へ搭載の後に新規車検を受験となりました。

 

検査合格の後に県外ナンバー登録申請を行い、無事に希望ナンバーを取得。

 

本来ならばここから初期慣らしを兼ねたテストドライブを経て納車の運びとなりますが、今回は交換部品の入荷の遅延も手伝い作業の段取りも一寸変則的な感じになりました。

※昨今の世界的な輸送等減便の為今後は更に大幅な遅延も予想されます。純正・社外部品含め総てが国内製造品だけではありませんので・・・(-_-;)

その様な訳で以下の作業は車検取得の後の「あと整備」となりました。

 

そんな訳で再び作業開始となりました。

先ずはステアリングラックのオーバーホールと併せて、再販となった「ステアリングラックエンド」を交換。

前オーナー様がお乗りの際に交換済みの純正サスペンションキットは使用期間・距離共に浅く、また機能的にも全く問題もないので再使用としました。

 

またフロント側のロアアーム部分のブッシュA・Bやボールジョイントブーツも新品に交換。

 

その後、防錆塗装処理を施してから車体へ装着となりました。

 

前・後ブレーキキャリパーASSY交換と共に過去に交換歴があったブレーキホース、ローター、パッドと共に新品交換としました。

 

過去に一度新品交換済の燃料ポンプも、店頭展示により暫く動いていないこともあり、確認してみると「錆で赤く」になっており、更に燃料タンク内側のコーティングの劣化も進行気味。

対処として「ポンプ&ゲージ&タンク」の3点同時新品交換としました。

 

ラジエーター本体・電動ファンモーター・及びエアコンコンデンサーも交換としました。

現車の実走行距離は未だ7.1万キロですが、ラジエーター本体については新車時から3個目の交換となります。※尚、実施する理由はNEWエンジンを守ることを目的とした予防の一環です。(^^)/

 

車検取得後の追加整備部分の内容を「臨時分解整備記録簿」に記入の後、無鉛ハイオクを満タンに給油。

いよいよ初期慣らしを兼ねたロードテストの開始となりました。

 

そして納車整備作業は総隊的には順調に推移しているのですが電装制御系にちょっと気になることがあり、その部位の改善為、納車迄今しばらくお時間を頂きます。m(__)m

 

 

<自動車関係者の皆様へ>

エンジン本体やミッション本体のリビルド品の提供依頼のご相談を時折頂きますが、最近の上記状況を考慮し、「単体での供給」が難しいことをどうぞご理解ください。※現車をお預かり出来。尚且つ、付随部品交換を含めてのメンテナンスお任せ頂ける場合はこの限りでは御座いません。m(__)m

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

コメントは受け付けていません。

関連する人気記事

Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2024 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE