茨城県在住のN/Y様にご成約頂いた赤ビートの納車整備の様子その4、ミッションオーバーホールを実施します。
現状、操作等使用に関しては全く問題ないのですが、最近は経年劣化が原因にてオイルシールからオイル漏れを発症が続出している為。
予防という観点からエンジンと同時にミッションもこのタイミングにてOHを実施します。
具体的事例は下記をご参考にして下さい。
また、メインシャフトのベアリング等回転系パーツについても経年劣化は否めません。
なかでもビートのミッションOHの肝となるパーツがメインシャフトのベアリング(左画像)とオイルシール(黒い物体)です。
各シンクロ系もシフトフィーリングを大きく左右する要チェックポイント。目視確認及び測定の結果、このタイミングにて新品交換となりました。
ビートのミッションはミッドシップレイアウトとなり、簡単に説明するとFF車と同様、ミッション内にデファレンシャルを有する構造となっています。
画像右側に見えるのがファイナルギアで、その内側がデファレンシャルになります。
ミッションオーバーホールの際、デフを両側から押さえているベアリング(通称サイドベアリング)の交換も必修となります。
走行中リヤ側からの「うなり音」の要因の一つとなります。
ミッションOHも無事完了!
クラッチKITをセットしていよいよエンジン本体と合体!
読んでいただいてありがとうございます。
Since 2006 isomasa web site Japanese text only
Copyright(C) 2025 isomasa auto All Rights Reserved. This web site is supported by DOSANITE
最近のコメント