販売車の納車整備の様子となります。
平成3年式 実走行2200Kの個体となりますが、昨年他店にて代替えフロン注入にて取り会えず作動するようにはなっていました。
しかし、暫く作動していると突然パチン!と「7.5Aファンリレーヒューズ」切れを発症!! (~_~;)
原因を調べるとコンプレッサーの「フィールドコイル」と言う部位のトラブルで、当初この様なトラブルが起きた際にはこの部位のみの部品を交換修理していました。
例えば現物は走行距離2200キロ走行の個体の物とは言え、27年前の代物なので部分的修理を施しても他の部位の劣化も否めない為、このタイミングにてリビルド化された「コンプレッサーASSY」交換と併せてR134ガス対応(レトロフィット)を実施する事にしました。
リビルドコンプレッサーASSY、バルブ等についてもレトロフィット(R134仕様)に変更となります。
※ヤフ〇ク等で部品を調達し、DIYで施工を試みたが冷えないとの問い合わせを時折頂く事もあります。しかし正直対応は難しいのが現状です。
何故なら、長年に渡り数多くのビートのエアコン修理手掛け、研究を重ねた結果の「ビート専門店として社外秘であるノウハウ」もあるという事をどうぞご理解ください。<(_ _)>
R12からR134にレトロフィットの際にも「相性の良い特殊オイル」を使ったりと細部に渡っての工夫を施す事に依り、スイッチONの際にも小さく「コツン」という程度となり、とても快適になります。
※尚、環境問題も考慮し、エアコンメンテの際には「レトロフィット化」を推奨しておりますが、現行のR12仕様についても勿論対応可能です。
読んでいただいてありがとうございます。
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