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納車整備の際に見つけました。食べられないキノコ = 若しかして毒キノコ?

2013年02月18日

 

販売車両の仕上げメンテナンス風景です。

 

 

現車は1年半年程前に当店にて販売した車両です。

前オーナー様の諸事情により当店にて買い取りました。

◎実は当店の販売車両の多く(約80%近く)が上記の様に再び入庫した車両となります。

今までに500台近く販売実績がありますので、販売後当店でメンテされた車両が買い取り車の多くを占めております。

前回販売時に下記をメンテして納車しました。

・外装部分補修塗装
・幌/スクリーン新品交換(ウエザーストリップゴム交換を含む)
・タイミングベルト/WP/テンショナー/アイドラー/シリンダー判別センサー他交換
・トランスミッションOH(各シンクロ/シフトフォーク/ベアリング・シール交換)
・クラッチディスク/カバー/レリーズBG/パイロットBG
・エアコンメンテナンス
・純正オーディオ内部OH・ボタンガタ修理及び 切りかえ式AUX端子取付け
・ECU OH(コンデンサー液漏れ修理)/取付け場所移設D席後側へ
・メーンリレー輪切れ対策
・前/後ブレーキパッド交換大体こんな感じでした。

 

エンジンの吹け上がりも良い感じです。

が、しかし純正エアークリーナーの替わりにキノコ(某社外エアクリーナー)が付いております。

過去に於いて、少なくてもビートに装着されていた場合、ある一定の時期から極端にオイル消費が増える傾向が多く見受けられます。

音はキャブレター車みたいで良い感じなのですが・・・。

多分?音と一緒に外気中の異物(砂塵等)も吸い込んでいるようです。

点検の結果
このエンジンは走行距離の割にはオイル消費が多いようですので、思い切ってピストンリングを交換する事にしました。

 

 

 

折角エンジンをばらしたので、ついでにシリンダーヘッドも分解にて清掃と共に、オイル下がりの原因にもなるバルブステムのオイルシールも交換します。

 

 

シリンダーの中はピッカピカ! 計測結果も問題なしです。

ノズルのような部分(オリフィス)が上側にありますが、ポンプにて吸い上げられたオイルがここを通ってヘッドにオイルを供給(潤滑の役目)しています。

※オイルメンテが悪いとこの穴が狭くなり潤滑が滞り最悪はエンジン焼き付きとなります。 「人間で言う心筋梗塞」です。

当店のお客様曰く、「ビート乗りはオイルとタイヤをケチっては駄目だね!」とおっしゃっておりました。

小生も同感です。

エンジンを脱着した際には、4か所5点のエンジン、ミッションマウントも洩れなく無く交換します。

エンジン関連のメンテナンスを施した際にはエンジン本体保護の為、ウォーターパイプを含む水回り一式交換もこのタイミングで実施します。

今回のメンテ部分は
・ピストンリングSETの交換。
・バルブステムのオイルシールを初めとするシール交換。
・オイルポンプ系の清掃。
・各エンジン・ミッションマウント交換。
・最近定番の水周り交換一式。
・ラジエーター本体・各ウオーターホース。
・ウオーターパイプ・サブタンク・キャップ等。

 

各部分に保証をつけて販売するという事は、納車までには労力とコスト(お金が掛かります)
ビートが大好きじゃないと出来ない仕事です。(苦笑)

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます。

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