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連休前に石川県への納車予定の黄ビート、只今納車整備中です。その3 エンジン関連

2021年04月28日

前回迄のメンテナンスを以って足回りの「先回り対策整備」は終了しました。

 

 

ご覧の様にブレーキ系パーツやサスペンション関連パーツが「キラリ!」と光って気持ち良いです。(^^)/

 

 

NEWエンジンとなってから2年一寸!

またその間の走行距離は約1万キロと少走行ではあり、其のままでの納車が一般的かと思います。

 

しかしT/T様のお住まいから当店迄は片道約530キロ程の距離と遠方でお出で頂くのも大変!!そんな思いもあり「先回り対策整備」としてタイミングベルト関連一式の交換を実施することとしました。

 

 

※このところ新期フォロワーの増加傾向にあることも鑑み、初心に戻り詳細のご説明も意識的に行っております。( ^)o(^ )

 

車体に搭載されてた状態だと判りずらいので上記でご説明します。

 

タイミングベルトを交換する際には「テンショナー」、「アイドラー」「ウォーターポンプ」「スプリング」と共に画像左側カムシャフトギヤ内側に取付けられている「シリンダー判別センサー」を同時交換。

 

更に「サーモスタッド」や「サーモパイプ部分のOリング」及びディストリビューター「ホルダーOリング」等も併せて交換します。

 

 

因みにお客様がご来店にて車両を確認頂いた際にはエアコンは絶好調!!作動していることを確認頂いておりました。 (^O^)/

 

しかし納車点検の際に「コンプレッサーに多少のオイル滲み」を発見! 恐らく数年間は使用可能と思われますが、大事を取って劣化部位の交換も実施することとなりました。

 

 

同時にオルタネーター(充電器)も同時に「先回り対策」にて交換としました。

 

※旧車に精通されてお出での方なら皆様当然ご存知となりますが、同位置付近に装着されている電装品は、片側だけをリフレッシュするとその後、以外と短期間にもう一方も壊れます。(~_~;)

 

 

次にここ約3年程の間「新品での不良」が横行していたのが「ディストリビューターASSY」。微かな異音が気になりキャップを開けて点検を行ったところ・・・数千キロ走行ではあり得ない程のローターの焼け具合!!

 

初回はエンジンリフレッシュの際に交換し、納車の後1年が経過した昨年3月頃のオイル交換点検の際に「ディストリビューター本体」からオイル漏れの発症があり、再交換した経緯があります。そして今度で新品3個目 (~_~;)

 

 

ディストリビュータ―の話となると取分け不良品の話が先行しがちですが、タイミングベルト関連部品と共にエンジン始動時には絶えず回転している部品です。

 

従ってオイル漏れ等本体に問題が無くても経年劣化に伴う定期交換部品でもあります。

 

 

全国のビート仲間のお陰もあってか、最近になって品質は改善されております。(^O^)/

 

只、当店では大事を取って小生を含めスタッフ全員で新品のディストリビューターを愛車に装着して動作確認を行い。問題無き物を遠方のお客様優先で取付けさせて頂いております。

 

※こんなことも日常的にあり得るからスタッフがビートに乘っていないといけないのです。

 

 

既存装着されていたディストリビューターを車体から取り外し、手で回して診ると、シャフト部分から「ゴロゴロ」と抵抗感を感じ取りました。アイドリング時に若干聞こえていた異音はこの部位からの共鳴音だったのだと思われます。

 

そして今回、「走行テスト済のディストリビューター」交換後は異音も消え、静かなエンジン音を奏でました。

 

結論として「先ずは疑って掛かる」はビート専門店としての半ば当然の「義務」なのでしょう。( ̄ー ̄)

 

クリック⇒納車整備は更に続きます。

 

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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