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「セミコンプリートパッケージ販売車両」の納車整備,ブレーキ系と足回り編

2022年11月04日

茨城県在住のM/N様にご成約頂いたビートの納車整備のご紹介となります。

この車両は当店の管理ユーザー様からご入庫した個体となり、前オーナー様が10数年間楽しくお乗りになっておられたました。

またその間には水回り一式や燃料系、RブレーキキャリパーASSYを含むブレーキ系、イソマサ車高調KIT、純正再販が叶ったステアリングラック系などの部位を、当店のご提案に沿って確りと整備施工実施済の個体となりますが・・・。

 

 

しかし、メンテナンスを済ませた後でも、お乗りになっていた間に消耗品に付いては再び交換時期となる部位も当然生じる訳で・・・。

 

「ブレーキマスターASSY」や「クラッチマスターASSY」になどはその最たる部位であり、特に「ブレーキマスターASSY」については既にご相談パーツとなっている為敢えてオーバーホールは行わず、リヤ側の「スレーブシリンダーASSY」と共に新品に交換としました。

 

上記のリヤ側ブレーキキャリパーASSYについては数年前に前ユーザー様が新品交換をされましたが、先回り予防整備の一環として良い状態でのオーバーホール作業を敢えてを実施しました。

 

併せて使用に問題無き状態であったブレーキローターについても、先回り予防整備の一環で新品と交換しました。

一見勿体ない様な気もしますが、過去の経験で交換を施工しなかった場合に、新しい「ディスクブレーキパッド」と「古いローター」との相性が合わずブレーキを踏むたびに「キィ~」音を発症した事例多く有るからです。

 

またその際には約8年間使用した「ブレーキホースSET」ももれなく交換としました。

 

※特にステンレスメッシュ製などの場合は何となく丈夫で長持ち的な感覚に陥り易いのですが・・・交換推奨は約4年~6年となるので、車検3回に一回は交換をお勧めします。

 

フロント側については前回の車検の際にオーバーホール施工済となっておりますが、今後10年先迄を考え、敢えて新品「ブレーキキャリパーASSY」交換としました。

 

走行距離が増えてくると気になってくるのがアイドリング時にステアリングから伝わってくる「振動」。

「ステアリングギヤボックスCOMP」を取り外して、再販が叶った左右の「ステアリングラックエンドSET」や「タイロッドダストシール」、「タイロッドエンドセCOMP」などに於いては前オーナー様がお乗りになっていた際に既にメンテンスが完了しています。

※また上記を再び車体へ取り付ける際に特に特に気に掛けたいのが、既に製廃となってしまった「ギヤボックスマウンティングブッシュ」については「イソマサ対策部品」にて交換対応としました。※硬度が高過(硬)ぎると、ボディーに与えるダメージが増大しますので、原点回帰を目指す場合は要注意です。

 

「フロントスタビライザーラバーA」と共に「スタビライザーラバーB」などもこのタイミングでの交換としました。既存のブッシュが結構潰れているのが目視でも確認出来ます。※此方については未だ純正品の供給が叶います。

 

サスペンションについては旧タイプイソマサ車高調が装着されており、未だ使用可能ではありますが、新たなオーナー様にお乗り頂きますので、敢えてオーバーホールなどは行わず・・・。

 

とかく車高調キットにありがちな「ピョコピョコ」感も殆ど感じなく、また路面のギャップを乗り越える際に跳ねることも少なく体に衝撃が伝わりずらいのが特徴である「NEWイソマサ車高調KIT」を装着しました。。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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