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エアコンオーバーホールの様子です。可能な限り現在対応が可能なパーツを使っての作業となります。

2021年11月02日

茨城県在住のT/W様ご所有の黄ビートとなりますが、これから10年先迄現役でのスローガンの基に外装同色全塗装、幌/スクリーン交換済みとなっており。

更にエンジン本体&ミッションのオーバーホールと共に、足回り等ほぼ総ての部分のメンテナンスを完了している個体となります。

 

当然!エアコン関連についても約10年程前に手を入れておりますが・・・。そこから更に10年が経過した今、このタイミングでのエアコン系の再メンテナンスの施工となりました。

 

画像左側の「エアコンコンデンサーCOMP」は10年前の施工の際には交換を割愛していた部品でしたが、ここ数年の傾向を見ていると明らかに「コンデンサーCOMP」部分からガス漏れ発症の痕跡が多く伺えるようになりました。

 

そして、この度は車齢30年目のビートの対し、現在自社で施工出来得るヘビー級メンテナンスのご紹介となります。※作業の実施にあたっては現車を確認し、直近で交換されている部品については交換を割愛する場合も御座います。

 

ビートに限って今はまだ手に入る「パイプ、コンデンサー」や「レシーバー、COMP」なども、普通のクルマであれば新車発売からおおよそ20年も経過すると総て廃盤となるのが常であり、ご多分に漏れずJA4型TODAYなど正にその一つの例でもあります。

 

 

上記画像の「フロント、サクションパイプCOMP」や「フロントディスチャージホース、COMP」などの場合は余りトラブルが発祥しなかった為に、10数年前に既に製廃部品となってしまいました。

しかし、そこから更に10数年の歳月が流れ、今、正に必需品となり得るようになった部品です。(イソマサ対策部品)

 

※作業の進行状況もあり撮影が出来ませんでしたので、上記は9月にご紹介させて頂いた車両の画像を使用しました。

イソマサ対策部品として製作が叶った「エアコンコンデンサーCOMP」及び国産品の「クーリングファン、COMP」と「クーリングファンモーター、COMP」となります。

換する事によりモーターが作動した際の回転の力強さも明らかに増した感があり、更に冷え具合も格段と向上しており、その違いはアイドリング時に体感でも伺えます。(^O^)/

 

室内助手席側足元奥側に位置するユニット部分のメンテナンスも行います。

 

その際にはヒーターブロワーも取り外しますので、内部の清掃と共に再販が叶った「モーターASSY」も是非!交換をお勧めしたい部品の一つです。

 

クーラーユニット部分の肝となり得る「エバポレーターCOMP」の画像となりますが、併せて「エキスパンションバルブ、COMP」や「パイプリキッド」も漏れなく交換とします。

 

画像下側に取り付けられているのが「エアーコンディショナー、サーモスタッド」となり、役目は読んで字の如しとなります。(^^)/

 

コンプレッサー側メンテナンスの肝としては「エンジンディスチャージホース、COMP]と「エンジンサクションホース、COMP」もフロント側と同様に、ホースのカシメ部分からのガス漏れをチェックしつつ交換のタイミングを伺う部位となります。

 

この度は未だ漏れは発症していませんが「先回り予防整備」として交換をご提案しました。

 

R12フロンガス仕様の「コンプレッサーCOMP」をR134仕様へ仕様変更した物を使ってレトロフィットを行います。

理由としてはR12フロンガスが入手困難となってしまったのと価格高騰にもあります。更にオゾン層破壊防止という地球環境保全も考えての選択となります。

またR134ガスはR12フロンガスと比べると安価である事も大きな要因です。(*^。^*)

この後、配管内を真空引き作業を実施の後にガスチャージを行った結果。冷え~冷えの状態を回復致しました。(^O^)/

冷やすだけでなく暖房時も含めフルに使うのがエアーコンデショナーです。オーナーのT/W様は正に一年中常にエアコンを使用されておりますので、上記の様に当店が今出来得る作業を確りと施工させて頂きました。

 

兎に角、旧車は部品が無くなったら如何にもなりませんので、早い段階で対応する事が寛容かと思います。( ..)φメモメモ

 

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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