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車検不合格続出!? ヘッドライトの光量不足が原因?

2026年09月07日

車検不合格続出!?

ヘッドライトの光量不足が原因?
 

上記個体は、この度「車検整備」にてご入庫頂きました。

今回の整備では、以前より購入・確保しておいて頂いた「ヘッドライトユニットASSY」の交換作業も併せて実施することになりました。

今回、なぜヘッドライトユニットまで交換する必要があるのか?

その理由の一つが、ヘッドライトの光量不足による車検不合格です。

近頃、車検時のヘッドライト検査において、光量不足を原因として不合格となるケースが目立つようになってきました。

 

特に、製造から年数を経た車両では、単純に「バルブを新品に交換すれば大丈夫」とは言い切れません。

ヘッドライトの光量不足、その主な原因とは?

代表的なものとして、以下が挙げられます。

レンズの黄ばみ・曇り

紫外線や経年劣化によってレンズ表面が劣化すると、光が正常に透過せず拡散してしまい、結果として光量不足につながります。

バルブ(電球)の経年劣化

ハロゲンやHIDなど、バルブそのものも消耗品です。

長年使用することで明るさが低下する場合があります。

規格外の社外バルブを装着している

明るさだけを求めて車検基準に適合しない製品を装着している場合、当然ながら車検時に問題となる可能性があります。

リフレクター(反射板)の焼け・劣化

そして、年式の古い車両にとって非常に厄介なのが、こちらです。

ヘッドライト内部にあるリフレクターは、バルブから発せられた光を効率良く前方へ反射させる重要な部品。

しかし長年の使用によって熱などの影響を受け、反射面が焼けたり劣化したりすると、本来の反射率を維持できなくなります。

つまり、

「バルブはちゃんと光っているのに、前方へ光を飛ばせない」

という状態が起こる訳です。

 

では、ヘッドライトを磨けば大丈夫なのか?

一般的な対策としては、

・ヘッドライトレンズを磨く
・バルブを新品へ交換する
・車検対応品へ変更する

などが考えられます。

もちろん、これらが有効なケースもあります。

しかしながら、これらの対策を施したにもかかわらず、車検で不合格となるケースが続出しています。

当店で取り扱っている「ホンダCR-Z」や「ホンダ・ビート」も、その影響を受ける車種の一つです。

特に問題となるのが、先ほどご説明したリフレクターの焼け・劣化です。

ここが劣化してしまうと、いくらレンズ表面を綺麗にしても、いくらバルブを新品に交換しても、根本的な解決にはなりません。

しかもビートやCR-Zのヘッドライトユニットは、内部を簡単に分解してリフレクターを取り出して磨く、といった構造ではありません。

 

つまり、

内部が劣化してしまった場合には、ヘッドライトユニットASSYそのものを交換する必要が出てきます。

そして、2026年8月から検査方法が変更

さらに追い打ちを掛けるように、2026年8月から継続検査におけるヘッドライト検査は、原則として「すれ違い用前照灯(いわゆる下向き)」を用いた計測へ移行しました。※但し、平成10年10月以前に製造された車両は適応外となります。

これにより、これまで何とか車検をクリアしてきた車両についても、ヘッドライトの状態によっては不合格となるケースが増えることが予想されます。

 

特に旧車・ネオクラシック車では、

「ライトは点いている」

「夜間も一応走れる」

という感覚だけでは判断できません。

 

車検時には、検査機器で測定された数値として基準を満たしている必要があります。

ここが非常に重要なところです。

 

CR-Zも決して他人事ではありません

特にCR-Zについては、発売当時からHIDヘッドライトが採用されていました。

現在の車両に多く採用されているLEDヘッドライトと比較すると、今となっては普段使いにおいても「少し暗いな」と感じる場面があります。

もちろん、単なる「明るい・暗い」という感覚だけなら、それほど大きな問題ではありません。

しかし、

「感覚的に暗い」

から

「検査上、光量が足りない」

となれば話は別です。

これまでにレンズを綺麗にしたり、バルブを交換したりといった対策を行ってきた車両であっても、内部のリフレクターが経年劣化していれば、根本的な改善には至らない場合があります。

 

当店では「ヘッドライトユニットASSY交換+LED化」を推奨

そこで当店では、状態によっては、

「ヘッドライトユニットASSYを新品へ交換」

することを基本とし、さらに

「LED化」

を併せて実施する方法をご提案しております。

ヘッドライトユニットを新品へ交換することで、長年使用されてきたリフレクターの焼けや劣化といった内部の経年劣化をリセットすることができます。

そしてLED化についても、単純に「明るくする」という目的だけではありません。

 

上記画像は参考画像日本ライティング製LEDキットを装着したビートです。

当店では、ヘッドライト内部のリフレクターを長期的に維持するという観点からも、LED化は有効な対策の一つと考えています。

従来のバルブに比べ、発熱の特性が異なるLEDを適切に使用することで、今後長く乗り続けることを考えた場合にもメリットがあります。

もちろん、LEDなら何でも良いという訳ではありません。

車検への適合性、配光、光軸、取付状態などを含めて、車両との相性を考えた製品選びが重要です。

「点灯しているから大丈夫」ではありません

ビートに限らず、製造から20年、30年と経過した車両では、今まで当たり前だった部品が少しずつ経年劣化しています。

ヘッドライトもその一つ。

外観上はそれほど問題が無いように見えても、内部ではリフレクターが劣化していることがあります。

そして今回の検査方法変更によって、その劣化が**「車検不合格」という形で表面化する可能性があります。**

「ライトは点いているから大丈夫」

ではなく、

「必要な光を、必要な場所へ、必要な量だけ照射できているのか?」

ここまで確認することが、これからのビート・CR-Zを維持していく上では重要になってくるのではないでしょうか。

 

当店では、単純に車検を通すためだけの対策ではなく、今後も長く安心して乗り続けて頂くために、車両の状態を確認した上で最適な方法をご提案しております。

ヘッドライトについても、

「磨けば済むのか?」

「バルブ交換で改善するのか?」

「それともヘッドライトユニットASSY交換まで必要なのか?」

車両によって答えは異なります。

特にビートやCR-Zなど、今後も長く乗り続けたい愛車については、早めの状態確認をお勧めいたします。

 

 

 
ご覧いただき、ありがとうございます。

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