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成約車の納車整備の様子その1 外装整備と消耗部品の交換

2024年03月05日

旧車を維持してゆく為には経年劣化の事実に目を背けず、確りと整備を施してから楽しまれるのが肝要。またその際には、「旧車であることを深く理解した専門店」で施工されることをお勧め致します。

 

宮城県在住のH/M様にご成約頂いた黄ビートの納車整備の様子の一部をご紹介致します。

この度は「セミコンプリートパッケージ」にて販売させて頂きました。具体的にはエンジン本体については1年間又は1万キロ走行迄保証となります。

先ず、この車両は当店の管理ユーザー様から入庫しました。従いまして常日頃から気になる点があれば即、整備対応を行って来た優良整備車となります。

 

エンジンについては数年前にシリンダーヘッドガスケット交換を含むヘッド周りの各部品の交換施工済となっており、その他付随する電装部品や燃料系、リヤ側ブレーキキャリパーASSY交換等の交換推奨部分のほぼ総べてが新品部品に交換済となっております。

 

今回の納車整備に於いては、既に交換済みであっても再び劣化が進んだ部品の交換等を行うこと。当店ではご納車後、数年間は新オーナー様に金銭的ご負担が掛からないようにとの思いから、先回り予防整備を行ってご納車させて頂きます。

 

上記のほか、当然!水回りについて既に総て新品部品に交換されています。

 

しかし、今から8年前に社外新品で交換した筈の「ラジエターCOMP」などは、新車時から装着の物とは違い、矢張り!耐久性は劣ります。点検して診ると、ご覧の様に再び劣化が進行しています。従ってこのタイミングで再び交換リフレッシュを行いました。

 

また、その際には更なる強化を図るべく、国産良質銅材を使ってオリジナル作成した「ラジエターCOMP」と交換しました。

更にエアコン側のコンデンサーCOMPについては数年前行ったエアコン系整備の際に交換済みとなっていますが、一昨年に互換が叶った「ファン&モーター」も今回追加交換としました。

交換する事に依り熱交換率が大幅に向上し、酷暑時に於いても「冷え冷え~」を手に入れることが出来るようになります。

 

この個体については、展示販売前に外装同色全塗装を施工。その際には左・右ステップを「切開」して「リアフェンダー内部の錆・腐食具合」のチェックを行いました。

 

更に下回りについては「アンダーコート処理」を施工しています。傷む前に対策を施す事が寛容です。

 

塗装施工の後には

 

屈強な塗膜を誇る「ガラスコーティング」も施工しています。(施工証明書が交付されます)

 

納車整備は更に続きます。

 

 

ご覧いただき、ありがとうございます。

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