前回の其の1ではフロント周りの原点回帰の様子をご紹介しましたが、この度はリヤ側となります。
エンジン&ミッション本体はリフレッシュを図る為に取り外してありますので、現行はご覧の様にドンガラ状態。リフレッシュが済んだエンジン、ミッションを搭載する前の方が作業しやすいと思われる部分の作業を行います。
例えばエンジンマウントやミッションマウントの交換です。
細かく分けると4か所5点程の金属芯にゴムを覆わせたパーツとなりますが新品交換すると効果は絶大、加速中のシフトチェンジの際に「キビキビ」とした確り感を体感できます。(^^)v
画像右側の丸井囲み部分が「トルクロッドインシュレーターA」と「トルクロッドインシュレーターB」となります。
左側の囲みが「エンジンサイドマウントラバー」と言いタイミングベルト交換作業の際には必ず取り外しますが、直近で交換していない限り、殆どゴムラバーに亀裂が生じています。
マウントの役目はエンジン&トランスミッション本体を固定する目的と共に、エンジン本体の振動を緩和させる役割も担っていますので劣化は否めない部分となります。
更に作業は進み燃料系のメンテナンスとなります。
「フューエルポンプセット」、「フューエルメーターユニット」、「フューエルタンクCOMP」や、既に製廃となってしまった燃料系に付随する「フューエルフィードホース」や「フューエルジョイントホース」等のパーツについてもイソマサ対策部品を用いて対応します。(^O^)/
新品交換にて原点回帰を図ることは決まっていますが、念のため既存の「フューエルポンプセット」と「フューエルメーターユニット」を「フューエルタンクCOMP」から抜き取り「フューエルタンクCOMP」の中の状態を確認してみました。
特に酷く錆が生じている訳では有りませんが、タンクの中のコーティングの劣化の具合等、年数から考えると新品に交換する事は必須となります。
給油口から燃料タンクに繋がる「フラーネックチューブ」や「ブリーザーチューブ」などのゴム製パーツ等も使用限界となります。燃料を満タンに給油すると暫くの間、ガソリン臭がするというような場合はこの部分に亀裂が生じている可能性が高いと思われます。
しかし、ご覧の様に通常はクローズドとなっていて状態の確認は出来ません。燃料系のことですので大変危険も伴います。出来れば専門店にご相談いただいた方が宜しいかと思います。
今回のご紹介以外、ブレーキ系、サスペンション系統については事前に対応も済んでおりますので、次回のご案内あたりからはいよいよエンジン&トランスミッション関連の作業状況のご紹介が出来ると思います。
先日ご紹介した「RAYS A-LAP 2022モデル ミリタリーカラー」となりますが、T/K様にもオーダー頂いておりましたのでこの機会に現車に装着してみました。
只、未だエンジン&ミッション本体が車体に搭載されておりませんので、車高も高く・・・。折角なのにイマイチでスミマセン!! (;^ω^)
最終仕上がりましたら超格好良いセッティングを施して再びご紹介いたします。<(_ _)>
作業は更に続きます。
ご覧いただき、ありがとうございます。
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