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何んとこのビート!現役GTドライバーであるT/K・N/Y・D/N各氏で耐久レースへ参戦した車両なのです!

2021年03月22日

You Tubeで「スパ西浦 ビート小暮選手」や「スパ西浦 ビート山本選手」などでサーキット走行の様子をご覧になれます。

 

※上記画像は当時とは関係なく当店に入庫後の画像となります。

 

当時は標準より1ミリOS(676.93cc)ピストンを装着しての「普通車登録」されていた個体で、(株)フリクションさんが自社技術である「WPC」や「DLC」処理などを施したピストンを始めとした各製品の耐久性確認を目的に当店からテスト車両をチョイスされ、一定期間上記の面々に依頼しその検証作業を行ってお出ででした。

 

その後に縁あって当店に再入荷し、展示販売整備の際にピストンを0.15ミリOS(659.88㏄)装着のリビルドエンジンと載せ替え、「軽自動車登録」に戻し販売車となった経緯があります。

 

 

その後、現所有者であるS/K氏の2台目の愛車ビートとなりました。

 

因みに1台目のビートについては走行1万キロの個体を購入頂いた後、約18万キロ程お乗りになりました。<(_ _)>

 

 

また、氏は日頃からビートを通勤の足で使うほか、休日には「ミニサーキット」を含む「クローズドコース」などで楽しんでおられるビートのヘビーユーザー様。

 

従って沢山ビートを楽しまれるその分、各部パーツのライフも当然短くはなります。

 

 

そんな中、お乗りになってから約3年の月日が経過。エンジン本体も前回のリフレッシュから約6万キロ程走行。

 

日頃から頻繁にオイル交換や消耗パーツ交換等でご来店頂き、その際には各部点検をさせて頂いていたある日、エンジンに異変を感じ取りました。

 

症状としてはエンジン異音と吹け上りの悪さです。

 

早々、試乗にて点検すると明らかに「エンジンパワーダウン」を感じ取れます。(‘;’) 

また排気ガス臭も酷く、症状としては世間一般で言われる「ピストンの棚落ち」と断定。

 

 

その様な訳で「虐めてしまったエンジン本体(コア)の再使用を諦め」、経年で普通に衰えた履歴の確りしたコアを使用して、NEWエンジンを製作する事となります。

※但し上記、現実には言葉で表すほど簡単では無く当然時間と費用が嵩みます。

 

 

リフレッシュが叶ってエンジン製作コラボ先から戻ってきたNEWエンジンは早々に車体へ搭載となりました。

 

S/K様が愛車ビートへの思いを馳せ、どれだけ首を長~くしてお待ちなのかは、同じビート乗りの小生を含め当店のスタッフ全員も良~く判ってますので!!(;^ω^)

 

 

またこの度は触媒に代わって「J-WRKS製メタルキャタライザー」(車検対応品)と「マキシム製エキゾーストマニホールド」(車検対応)の御注文頂きましたが、

エキマニの納期が来月末との事で今回はキャタライザーのみ装着となりました。

 

※30年近く経過した「触媒」についても、経年と共に使用頻度や走行距離に依っては使用限界を超えて来ていると感じ取れる今日この頃です。

 

 

そして次に取り外した既存エンジンを一部分解点検中に目に飛び込んで来た光景とは・・・。

 

 

前出案内の通りこの個体、使用頻度は高い分オイル管理も行き届いておりますが・・・。

 

 

バルブ・ロッカー部分のタペットアジャスティング、ナットに赤いものが付着しています?

 

 

良~く診てみるとその正体は何と「錆」・・・(@_@)

 

では何故??

実はこの車両には他数の社外パーツが装着されていたと記憶しています。しかし、何が原因で上記の様になったかは断定は出来ません・・・。

只、年間数十台のE07型エンジンのオーバーホール依頼を賜る当店として、殆ど見かけのない光景です。

 

最近は諸事情を鑑みサーキット等へ出向くことを控えている小生も上記同様、永年に渡り社外パーツを取付けてサーキット走行を楽しんで居りましたが・・・。

ここ数年来はその殆どを純正パーツへと戻し、新車時からのビートの作り込みの素晴らしさを堪能している次第です。(^^)/

 

茨城県在住のS/K様。引続き楽しいビートライフをお続けください。

 

 

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

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